2018年8月3日に開催された、Classi FAN MEETINGに参加させていただきました。Classi(クラッシー)は、先生の授業や生徒指導、生徒の学習などをICTでサポートする学習支援プラットフォームで、全国の4割超となる2,100校以上の高校(中高一貫校を含む)に導入されているという。今回のFAN MEETINGには、200人を超える先生方とパートナー企業の方などが参加していました。
今回は、「Learning Experience ~コンテンツ・オプション学びの体験パート~」についてレポートします。Learning Experienceでは、Classiプラットフォームのパートナーが、ポスターセッションを行いました。英語4技能、プログラミング、部活動支援、アクティブラーニングなどさまざまなコンテンツ・オプションの説明を聴いたり、体験をしたりできるようになっていました。
その中でも、今後Classiプラットフォーム上で提供予定のKids' Signの説明を簡単にですがレポートします。
Kids' Signは、匿名のいじめ通報サービスです。ネット上での子どもたちのコミュニケーションは、ネットだから見にくくなりつつあります。が、一方で、ネットだからできることもあります。それは、セキュアなところで匿名で通報ができる環境を用意することだと思います。Kids' Signでは、24時間7日間、専任のスタッフに匿名で通報を届けることができます。通報することで「自分がターゲットになる?」という心配なく使うことができます。
通報があった後は、先生が動くことができる案件で、緊急性が高ければ先生に連絡を入れるようになっているそうです。
Kids' Signは、これまでに、熊本県教育委員会、川越市教育委員会などで使われている実績があるそうです。これからは、Classiの中で簡単にできるようになります。
いじめやコミュニケーションの行き違いは、ICTをコミュニケーションツールとして使っていくとどうしても出てくる問題だと思います。ですが、先生方がチェックをし続けるのは現実的ではありません。そうした問題について、対応できるツールをClassiの中で提供するというのは非常に大切なことだと思いました。
No.4に続きます。
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(為田)