2018年8月3日に開催された、Classi FAN MEETINGに参加させていただきました。Classi(クラッシー)は、先生の授業や生徒指導、生徒の学習などをICTでサポートする学習支援プラットフォームで、全国の4割超となる2,100校以上の高校(中高一貫校を含む)に導入されているという。今回のFAN MEETINGには、200人を超える先生方とパートナー企業の方などが参加していました。
今回は、午後のプログラムである「Design for Learning ~共創ワークショップ~」の様子をレポートします。こちらのワークショップのファシリテーションは、Classiポートフォリオの開発リーダーを務める、Classi株式会社 企画部の安部亨さんでした。このワークショップは、教育の未来を共に創る、未来のことを一緒に考えるワークショップになったと思います。
ランチセッションを挟んだ後、会場はグループワークがしやすいようにセッティングされています。グループは椅子を丸く配置して座り、みんなで膝の上に「えんたくん」を置いて、ワークショップを行いました。
それぞれのグループにカラフルなTシャツのメンバーがバラバラに座ります。アンバサダー先生をはじめとする先生方、Classiのスタッフ、パートナー企業の方々などがバランスよく配置され、多様性のあるコミュニケーションができるようにデザインされていました。
ワークショップのテーマは、「2030年の未来の学校を考える」。まずは、2018年現在の学校の「いいところ」と「もったいないところ」をみんなで付箋を使って書き出し、えんたくんに貼っていきます。
「Classiの機能を使って」という制限などをいっさいかけずに実施をしたのがとてもよかったと思っています。ICTに関連することばかりでなく、幅広くさまざまなトピックが出ていたのがよかったと思います。
同じ学校の先生同志で同じテーブルに座ることがないので、学校での事情にとらわれずに、自由な発想ができるのがとてもよかったのではないかと思います。えんたくんを用いたワークショップは、校内研修などで用いているところもあります。学内で使って、毎日の学校の中での出来事について話をするときにも用いることができるのではないかと思いました。
ファシリテーターを務めた安部さんの「先生方に元気になってもらって帰ってほしい」という想いは、このワークショップの中でも、しっかり実現されていたのではないかと思っています。
No.5に続きます。
blog.ict-in-education.jp
(為田)