2021年7月8日に、公益財団法人東京都私学財団の「令和3年度 第1回重要・経営課題研修」に講師として登壇させていただきました。本来、対面で行うはずだったのですが、講師である為田の都合で直前になって会場へ伺うことができなくなってしまい、事務局の皆さんにご協力をいただきまして、急遽オンライン講演に変更していただきました。(参考: https://www.shigaku-tokyo.or.jp/training/?id=203 )
講演のテーマは、「教育現場におけるICT活用力向上 ~確実なICT環境整備とICT環境を活かした教育の実現~」でした。
弊社は、教育委員会や学校での研修を多くさせていただいているのですが、今回の東京都私学財団での研修は、参加者の幅がいちばん広い研修となったと思います。お申し込みをいただいたのは幼稚園から小学校、中学校、高校、専門学校の教職員の皆様で、幅広い児童・生徒・学生が学んでいる場を作っている方々に向けてお話をさせていただきました。
当然、校種によって「どんなICTの使い方ができるのか」という事例については少しずつ違うものになりますが、その根本にあるべき「どんな子どもたち/人を育てたいのか」ということと、そのために「ICT(デジタル)はどのような役割を果たすべきだと思うのか」をしっかり考えてください、ということをお伝えしました。
専門学校など、より社会への関わりが近いところでは、学生さんがデジタルをアイデア出し、情報収集、表現で使っているだけでなく、デジタルを使うことで社会に発信をし、そこからチャンスを掴んでいく、ということもあり得ると思っています。そうしたことができるのだということを学校が知っていて、そのための素地を作るという役割を果たす、ということは大事なことだと僕は思っています。
最後の質疑応答のところでは、マイクのトラブルで十分に質問にお答えすることができなかったのですが、アンケートにいただいた質問については、メールベースでやりとりもさせていただきました。より多くの学校がICTを武器として使って学びの場をアップデートしていくように、お手伝いを引き続きさせていただければと思っています。
直前にリモートでの開催に切り替えていただき、会場やシステムなどの準備をしていただいた東京都私学財団の事務局の皆様、そして参加者の皆様、本当にどうもすみませんでした。ありがとうございました。
(為田)