弊社フューチャーインスティテュートは、淑徳小学校放課後クラブ 淑徳アルファで、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を行っています。毎年夏休みは通常よりも参加者が少ないので、学期中のカリキュラムを進めるのではなく、「いつもとちょっと違うことを体験できる」ようにと思って内容を決めています。
2021年7月27日の1年生の授業では、はじめてのプログラミングとして、アルゴロジックのサイトにアクセスして、「アルゴロジック1」に挑戦してもらいました。
algo.jeita.or.jp
プログラミングをはじめて体験する1年生も多かったですが、動かすロボットがどれかをみんなで確認して、「全部の旗をとってね」と目的を伝えて、ブロックの組み合わせ方とプログラムの実行のしかたを説明して、早速チャレンジしてもらいました。
操作は簡単なので、子どもたちはすぐにできるようになりました。課題を次々にクリアしていくような構成になっているので、ゲームっぽく取り組むことができます。教える側の立場からは、どんどん解けた時にはたくさん褒めていますが、それ以外のことも褒めようと思っています。例えば、旗なんか一つもとらなくても、ロボットが枠の外へうにょーんと出ていけば、それはそれで楽しいし、周囲のクラスメイトと笑い合ったりしています。「これ、おもしろくない?」って見せびらかしたくなるような、そんなプログラミングの態度も推奨していきたいな、と思いました。
旗を取るというクリア条件があるので、どんどんクリアできる子もいれば、全然クリアできなくても楽しんでいる子もいる。どちらの場合にも「やった!」という感じとクラスメイトや先生からの「承認」が得られるようでいたいな、と思っています。
毎年、アルゴロジックをはじめいくつかのプログラミングを子どもたちと一緒にしていますが、年々「プログラミングをやったことある!」と答えてくれる1年生が増えてきているような感じがしています。楽しくプログラミングに取り組めるような場を作りたいな、と思っています。
No.2へ続きます。
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(為田)