弊社フューチャーインスティテュートは、淑徳小学校放課後クラブ 淑徳アルファで、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を行っています。
2021年10月26日に、3年生は遠足で所沢航空記念公園へ行ってきました。淑徳アルファは放課後クラブの時間でやっている授業なので、この日は3年生が遠足から帰ってきてすぐにコンピュータ教室へやってきました。
そうした状況だったので、急遽「遠足の感想」を書いてもらうことにしました。遠足から帰ってきてすぐに感想を書くのが、いちばん印象や感想もフレッシュです。感じたことをすぐにデジタルにまとめてみることを体験してもらいたいと思いました。
実際にやってみると、さまざまな形式で子どもたちは遠足の感想をまとめてくれました。原稿用紙に順に整理して文章で書くのとは違って、感想のパーツがたくさん出てきているような感じになりましたが、一人ひとりが自分なりに遠足をまとめているようでした。
どういう形式で書いてほしいというフォーマットを決めていなかったのですが、シンキングツールを何度か授業のなかで使ったことがあるためか、国語などの授業で似た形式の思考を学んだことがあるからか、構造的に考えている子もいました。こうして、さまざまな方法で思考を形にする機会をもてればいいな、と感じました。
一方で、「絵でもいい?」と訊いてくる子もいましたので、「遠足に行っていない僕にもわかるように描いてくれたら、文字でも絵でもいいですよ」と答えたら、ページを増やしてストーリー仕立てでどんなことが遠足であったのかを教えてくれる子もいました。
淑徳小学校では、一人1台のiPadを授業でも活用しています。遠足や社会見学の中でも、自分たちのiPadで写真を撮影したものを、感想に入れたり、ということもすぐにできるのではないかと思いました。
No.3に続きます。
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(為田)