弊社フューチャーインスティテュートは、淑徳小学校放課後クラブ 淑徳アルファで、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を行っています。
淑徳小学校では、一人1台のiPadを日々活用しています。カズトロジーの授業に来ている2年生と3年生は、コンピュータ教室にあるコンピュータとiPadを併用しています。文字を入力するとき、写真を撮影するとき、イラストを描くときなど、それぞれの用途でiPadがいいかコンピュータを使う方がいいかを選んでいます。
2022年の夏休みには、持ち帰ったiPadを活用して、登校していない子たちとのコミュニケーションを試してみようと思い、3年生の1学期の最後の授業でschoolTaktに「夏休みノート」というファイルを作っておき、「夏休み中にもし時間があったら、そこに写真を貼ったり文章を書いてくれてもいいよ」と3年生に伝えておきました。
schoolTaktにアクセスするためのQRコードを印刷したプリントを配布しただけで、その後のアナウンスなどは特にしませんでしたが、全員ではありませんでしたが、何人かが家での様子や旅先での写真を貼って教えてくれました。
僕自身も、なるべく子どもたちに「こんな感じで写真を送ればいいのか」とか「こんな感じでコメントを書けばいいのか」という手本になれればと思って、「夏休みノート」に写真を貼って、文章を書きました。
schoolTaktではコメントを書くことができるので、何人かの子とコミュニケーションをとることができました。また、自分では「夏休みノート」に写真などを貼っていないものの、クラスメイトの「夏休みノート」にコメントを書いている子もいました。
同じ場所にいない人とのコミュニケーションの体験をなるべくしてほしいと思っているので、教室外でのやりとりをする機会はくりかえし作っていきたいと思っています。
(為田)