教育ICTリサーチ ブログ

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やってみた:Excelで地理データを使う機能を試してみた

 Twitterで、Excelで地理データを使える機能があることを知りました。やったことがなかったので、実際にやってみました。
www.youtube.com

 YouTubeでやっているように、まずは国名を入力してみます。そして、国名の範囲を選択して「データ」→「データの種類」のところで、「地理(英語)」を選ぶと、横に地理データのマークが表示されます。
 国名を「UAE」と書いていたのが、正式名称「United Arab Emirates」へ自動的に書き換えられました。
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 国名の横に人口データを入れようと思いました。「=」を入力して、国名のセルを選ぶと、そこで選べる地理データが表示されて選べます。ここでは人口である「Population」を選びます。
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 選ぶとすぐに地理データのなかから人口のデータがセルに入力されます。すごく便利です。わざわざ検索して入力しなくてもいいのですね。こうして地理データベースからリンクしてくれるなら、最新情報が常に入るのではないかと推測します。そうなら便利です。
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 その他にも、いろいろなデータが選べるようになっています。いろんなデータを呼び出してみたくなります。知っている単語だったので、「GDP」を呼び出してみると、瞬時にデータが入ります。数値としてセルに入力されるので、一人あたりGDPなどデータ間での計算も簡単にできます。
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 いろいろとデータをいじってみます。国名が入力されているセルを選ぶと、フィールドを選べるようになり、選ぶとどんどん横に新しい列が作られてデータが入力されていきます。
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 いろいろなデータを検索せずに簡単に入力できるのは便利だと思いました。今回、「データ」のタブをほぼはじめてしっかり見てみましたが、こんな機能があるのですね。日本語ではまだできなかったです。「データの種類」のところにも、「地理(英語)」と書いてあります。ただ、日本の地理データでも、「Tokyo」や「Yokohama」などの都市データは扱うことができました。

 「データの種類」のところに並んでいるのは、都市、地形、英語、人物、植物、大学などのデータ以外にも、アクティビティやヨガなど「どう使うのだろう?」というものもあります。
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 データ提供元として「Wolfram」と書かれていますが、以前にブログで書いたことがるような…と思って検索してみたら、3年前でした。
blog.ict-in-education.jp

www.wolfram.com

 こうしてデータがどんどん繋がって、使えるようになっていくのだな、便利だな、と感じました。あと、新しい機能は意識して使ってみないといけないな、とも思いました。(ところで、YouTube動画で紹介されていた、地図を入れる機能はできませんでした…復習したいと思います)

(為田)