GLOCOM主幹研究員の豊福晋平 先生が責任編集されている『智場 #124 2030年代のデジタル学習論 教育DXの構想と実践』を読みました。
GIGAスクール構想で小学校・中学校で一人1台の情報端末は配備されましたが、その先にどんな学びの形があるのか、さまざまな視点から考えることができる1冊でした。
豊福先生による巻頭論文「学習者中心主義からみる教育DXの新局面」、NPO授業づくりネットワーク理事長の石川晋 先生による「まずは,「ばん走者」として見ている光景を共有したい」、北海道教育大学附属函館中学校の報告「1人1台BYADの運用と展開の軌跡」などがとても勉強になりました。
学校によって子どもたちも地域文化も生活環境も違うので、それぞれの学校が自分たちで「つくりたい学びの場のかたち」を考えることが必要だと思うので、こうして多角的に情報を得られる本はとても大事だと感じました。
(為田)