教育ICTリサーチ ブログ

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高知県放送・視聴覚教育 夏季研修会 レポート(2022年7月22日)

 2022年7月22日に、佐川町立黒岩小学校で開催された高知県放送・視聴覚教育 夏季研修会に講師として参加しました。高知県内の先生方が、放送・視聴覚教育の充実を目指して参加される研修会でした。また、会場校である佐川町立黒岩小学校の先生方も参加してくださっていました。

 僕は、「一人1台端末で変わる学びの形」というタイトルで講演をさせていただきました。高知県内でも小学校・中学校においていろいろな機器、システム、アプリが導入されていますので、できるだけ多様な実践事例を紹介して、そのなかから先生方の勤務校に持ち帰れそうなアイデアを見つけてもらえるようにとお話をしました。

 講演の後、プログラミング教育の実践事例として、参加してくださった先生方にアイロボットのプログラミングロボットRootを使った授業を体験してもらいました。この日の会場校である黒岩小学校ではRootをすでに導入しているので、RootとiPadは学校からお借りしました。
 4人グループでRootを触ってもらったのですが、各グループに黒岩小学校の先生方に入ってもらいました。

 先生方はそれぞれのグループで、Rootの動きを楽しくしたり、音楽を演奏させようとしたり、いろいろなことにチャレンジをしていました。

 研修会の会場では、協賛社である東京書籍、エルモ、ラインズの3社がブースを出展していました。また、最後には各社によるプレゼンテーションも行われました。

 こうした教材も、参加者に実際に触ってもらうことでICTの活用アイデアの幅が広がると思います。また、各社は「どのように学校で導入されているか」を知っているので、そうした事例を共有できるのも先生方にとっては価値があると思います。

(為田)