教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍ご紹介:『IchigoJamでできるテキストプログラミングの授業』

 MAZDA Incredible Labの松田孝 先生から、『IchigoJamでできるテキストプログラミングの授業』をお送りいただきました。(Amazonで商品が見当たらないので、版元のくもん出版さんのページにリンクを貼っておきます。

 実際に子どもたちと一緒に学べる授業案が書かれているので、ページをめくりながら、IchigoJam web上でプログラミングもしてみました。
 テキストを入力してコンピュータが思い通りに動くことは楽しいのですが、どうしてもプログラミングが無愛想な感じがします(笑)どんな題材を先生が設定するかによって、子どもたちの盛り上がりが大きく変わりそうです。

 とはいえ、「子どもたちはこんなのできない!」と言うつもりも全然ありません。松田先生が校長先生を務めていた前原小学校で、IchigoJamを使ったプログラミングの授業を参観させていただいているからです。このときは、ドローンを飛ばそうというテーマと「先生を助けてほしい!」という設定で、子どもたちがテキストプログラミングを楽しんでいました。
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 設定次第で、子どもたちはテキストプログラミングでもいろいろなことに取り組めます。ただ、僕はゲストティーチャーとして学校へ行くときには、1時間でどれだけの子どもたちにプログラミングの楽しさに気づいてもらえるか、ということを求めらます。そのため、僕はどうしてもブロックを使ったプログラミングでスタートする授業を作ってしまいます。
 テキストプログラミングとの違いについても考えて、両方できるようにしたいなと思いました。ページをめくりながら、テキストプログラミングを自分でやっておいて、準備をしておきたいと思います。

(為田)