最近、原稿を書いていたり、学校で先生方と話をしたりしていて思ったことですが、学校で「どんなふうに学んでほしい」か、「どんなことをできるようなってほしい」ということをきちんと言語化して話をして共有するべきだと思います。
文部科学省や教育委員会から出る文書については、性格上 大きなくくりで書かれていないと広い範囲に適用できないし学校現場の自由度が損なわれてしまうのでしかたないですが、学校現場で子どもたちを前にしている先生方は、具体的な言葉で「どんなふうに学んでほしい」か、「どんなことをできるようなってほしい」かを共有したほうがいいと思います。
僕がお手伝いをするときには、ICT活用に関することが多いのですが、どんなアプリを使っていても、「使っている」という事実が大事なわけではないのです。
「どんなふうに学んでほしい」「どんなことができるようになってほしい」という目的に対して、そのアプリの使い方が適切かどうかを評価したいのです。それないままに、いろいろと進めても仕方ないと思います。
僕は外から学校をお手伝いしているだけで、外からは見えないいろいろな大変なこともあるのだと思いますが、自分のできるお手伝いをしていこうと思います。
(為田)