GIGAスクール 長野県ポータルサイトの「校務デジタル化実績紹介」のページを見ました。学校のデジタル化については、授業だけでなく、校務の部分でも変化が起こりつつあるところだと思います。
現状、以下の6つの実例が紹介されています。シンプルに「こんな感じのことができます」と書かれていて、読みやすいです。
実例:01 配布物をクラウド化
実例:02 教員間での連絡・連携でスムーズ化
実例:03 教員間での情報共有
実例:04 学校と保護者間の連絡のデジタル化
実例:05 共同編集機能の活用
実例:06 会議等のペーパーレス化
一度に全部をやるのは難しいと思いますので、まずは学校でいちばん「確実にできそうで、効果が実感できそう」なところから、ひとつずつでも取り組んでみるのがいいと思います。
ここに書かれている「校務デジタル化」ですが、これが遅れているのは学校だけではありません。ここで挙げられているデジタル化ができていない企業もたくさんあります。
クラウドで配布物(資料)を事前に共有しておけばすむような会議に10人くらいが1時間も2時間も拘束されることもあります。
共同編集機能の活用もプロジェクトによってまちまちです。すごく進んでいてどんどん共同編集して劇的に知が積み上がっていくこともあれば、それぞれ分担してできたものを組み合わせて…というのを時間をかけてやることもあります。
「社会全体のコミュニケーションコストを下げる」「社会全体の生産性を上げる」という観点からも、デジタルを活用できる人材を育てないといけないな、と感じます。
そのためにも、校務でのデジタル化を進めて、デジタル化の成果が子どもたちや保護者にも伝わることで、社会全体がデジタル化していく流れにも寄与できると思っています。そうした観点からも先生方の授業のデジタル化、校務のデジタル化をサポートしていきたいと思います。
(為田)