2022年4月1日に、デジタル庁が「デジタルを活用する未来に向けて」を公開しました。
『デジタルを活用する未来に向けて』は、一人ひとりがよりよく暮らしていくために、どのようにデジタルを活用していくことができるのかについて考え、話し合い、実践していくための考え方を 28 のことばでまとめたものです。
28のことばは、「Core 暮らしや社会をよりよくする」と「A 一人ひとりの暮らしをよくする」「B コミュニティや活動を育てる」「C これからの社会をつくっていく」の3つのカテゴリーに分かれています。
28のことばは、学校に向けて書かれているわけではありませんが、「学校のなかでICTの利活用を進めていく」ときにもそのまま応用できることばが多いと思いました。
- A1.「それ、いいね」の実感
- A2. 困りごとの解決
- A3. 頻度が高いものから
- A4. 使い始めの伴走
- B1. 本当に望んでいること
- B6. ありがとうのお返し
パターン・ランゲージでわかりやすく紹介されているのもとてもいいと思います。「デジタルはこう使ってくださいね」とマニュアルとして先生方に手渡すのではなく、こうしてパターン・ランゲージで手渡して、余白を先生方の授業や校務と繋げて考えて、自分事にしていく、というのが大事だと思います。パターン・ランゲージ、すごい。
印刷用カードやデジタルカードも配布されていますので、学校研修でも使ってみようかな、と感じました。先生方だけでなく、保護者様向けのセミナーなどでも活用できると思いました。
www.digital.go.jp
(為田)