学習管理アプリ「Studyplus」の累計会員数が800万人を突破したと発表されました。Studyplus(以下、「スタプラ」と表記)を使うことで、日々の勉強を記録して、毎日の勉強量を可視化することができます。特に中高生が多く使っているようで、科目ごとにどれくらい勉強しているのか(勉強していないのか)が可視化できるのは勉強のモチベーションを上げることに繋がっていると思います。
info.studyplus.co.jp
実は我が家の息子が高校受験のためにスタプラを使っていました。家で使っているiPadにだけインストールしていたのですが、「iPadだと自習室にいつも持っていくわけじゃないし、記録ができない」と言うので、息子のiPhoneにインストールしてそちらで管理するようになったら、せっせと勉強記録を書いていました。高校に入学したいまも、続けて使っているようです。
学習記録を可視化できるだけでなく、同じ志望校をもつ人たちの勉強記録を見ることができたり、つながることでコミュニケーションがとれたり、コミュニティにもなっていたように思います。
同じ志望校を目指す友達があまりいない環境で勉強する子たちにとっては、仲間を見つけらます。メッセージのやりとりなどなくても、「あ、この子もがんばってるな」と思うだけでもいいと思うのです。
スタプラを使うことで、生徒とのコミュニケーションをとっている学習塾も増えてきているようです。学校でもうまく活用できるかもしれません。
大人が使うこともできるのですが、教科ごとに勉強時間が蓄積していくのがモチベーションを上げるので、ちょっと楽しさがわかりにくいかもしれません。身近な中学生・高校生と一緒にやってみるのがいいのではないかと思います。
(為田)