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教材で使えるかも:国立国会図書館 電子展示会「近代日本人の肖像」

 国立国会図書館の電子展示会「近代日本人の肖像」というサイトがあります。国立国会図書館が所蔵する、「近代日本の形成に影響のあった、政治家、官僚、軍人、実業家、学者、芸術家等1,000名以上の肖像写真」を見ることができます。

 肖像画は、「人名」「職業・身分」「出身地」「生年」から調べることができます。
 「出身地」で、自分の出身地である神奈川県を見てみると19人が出てきました。小泉純一郎 元首相の祖父・小泉又次郎さんが掲載されています。経歴なども読めるので、「横須賀市長だったのかー」とかも思います。
 「近代日本の形成に影響のあった」と書かれているので、政治家や軍人も多いので、薩長はやはり多いだろうかと見てみると、山口県・鹿児島県はやはり多いです。あとは高知県も多かったです。

 それと、「ピックアップ」もおもしろいです。「明治期に活躍した文学者」「感染症克服のために働いた人々」「明治期の女性教育者」「直筆の原稿が見られる文学者」「アメリカに留学した人物」などのテーマで肖像画がまとめられています。

 こんなにたくさん肖像画を音声や資料と組み合わせて簡単に見られるのは、所蔵している国立国会図書館、やはりすごいなと思いました。社会だけでなく、いろいろな教科で使えるのではないかと思います。

www.ndl.go.jp

(為田)