NHK for Schoolで公開されている、「しまった! 情報活用スキルアップ」で、「統計データ活用(3)」の動画を見ました。10分間の動画のなかで、「(1) データを根拠にする」「(2) データをむやみに編集しない」「(3) データのあらましを伝える」の3つのポイントが紹介されていました。
この3つのポイントの紹介が、とてもシンプルながら、子どもたちが自分たちでプレゼンを準備していく過程で説明されていくのがいいなと思いました。
情報活用能力のなかでもスプレッドシートを使った統計データの活用は、学校で教えてもらうことがまずそんなに多くないと思います。教えてもらっても、スプレッドシートを作成するアプリの操作中心に教えられることが多いように思います。
操作方法を教わるのではなく、どんなふうにデータを使えばいいのか、良くない統計データの使い方(加工の仕方)にはどんなものがあるのか、ということを知ることのできる授業になればいいと思いました。
自分たちで調べたことを統計データとしてまとめて、それを分析して、表やグラフにしてプレゼンテーションで使うところまで授業のなかでやれたらいいなと思います。
今回、「統計データ活用(3)」を紹介しましたが、「統計データ活用(1)」と「統計データ活用(2)」も、同じ「しまった! 情報活用スキルアップ」で公開されていますので、そちらもあわせてチェックしてみるといいと思います。
(為田)