先日はZENRINのVirtual Museumで古地図などを見られます、というエントリーを書きましたが、国土地理院が地理院地図のリニューアルを行ったそうです。
地理院地図は国土地理院が作成している地図や災害時の航空写真などを公開しているサイトで、今回のリニューアルでUIを一新し、PC向けブラウザとスマートフォンの両方に対応するようになった
ということです。ブラウザ、スマートフォンで見られるということは、簡単に教室で国土地理院を見せることができるということでしょうか。
デジタル地図は、地図の上に任意の情報だけを表示させることで、すべての情報が掲載されているのではなく、教材として見てもらいたい情報だけを選んで地図に表示する、ということができるので、教材として使えるようになると便利だな、と思っています。
電子基準点を表示したり、宅地利用動向調査のデータを表示したり、ということができます。
もちろん、どんな情報でも任意に表示できるかというとそんなことはなく、「こんな情報も乗せて表示させたい」というのもあるのですが、そこはこれからだんだん出てくればいいかな、と思っています。
少しずつ、デジタル地図を教室で見せたいという先生が増えて、「こういう情報を表示したい」という教える側のニーズが出てくるといいな、と思います。(研究員・為田)