教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

授業で使えるかも:地理院地図(電子国土Web)

 ある教育委員会の先生に教えていただいて、国土地理院地理院地図(電子国土Web)を使ってみました。日本ローカルのさまざまなデータを見たり連動させることができるので、Googleマップとはまた違う使い方ができそうだと思いました。
maps.gsi.go.jp

 画面左上の「地図」と書かれているボタンを押すと、地図の種類を選択することができます。年代別の写真や、土地の成り立ち・土地利用、災害伝承などをクリックして選ぶと、下の「選択中の地図」のところにどんどん重なっていき、地図の上に重ねて表示することができます。
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 画面右上にある「ツール」のところから「重ねて比較」を選ぶと、画面中央のところで左右で違う年代の写真地図を見ることができます。1945年~1950年の写真と現在の写真を並べて、国立競技場のあたりを見てみました。スクロールしていくのがおもしろいです。開発の様子や海岸線の埋め立ての様子などは、変化が大きくておもしろいのではないかと思います。
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 同じく、画面右上にある「ツール」のところから「断面図」を選ぶと、地図上で地点をクリックして直線を作れば、その直線がどのような断面になっているかを見ることができます。河岸段丘や断層などの地形を見るときに使うとおもしろいと思いました。
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 できることがたくさんありすぎて操作が難しいということもあるかもしれませんが、授業の中で見せたい情報がはっきりしていれば、学校がある地域を題材にすることができるので、いろいろな可能性がある教材になるのではないかと思います。社会科の先生が地理院地図を使ってどんなことができそうだと考えるのか、お話を伺ってみたいと思いました。

(為田)