Twitterのタイムラインで、くずし字を学習して、古地震研究に参加できる、歴史災害のオンライン翻刻プラットフォーム「#みんなで翻刻」を知りました。
【公開】くずし字を学習して、古地震研究に参加してみませんか?
— Yuta Hashimoto (@yuta1984) 2017年1月10日
歴史災害のオンライン翻刻プラットフォーム「#みんなで翻刻」を正式に公開しました!https://t.co/3WWuekGdMc 京都大学古地震研究会の活動成果です。 pic.twitter.com/DG8UfKSWqN
#みんなで翻刻 は、くずし字学習支援アプリ「KuLA」と完全連携し、くずし字の学習プログラムを提供します。3,000枚の用例画像とテスト機能を利用して、くずし字を楽しく学習することができます(経験値/レベルシステムも作りました)。 pic.twitter.com/apGEPXG3rD
— Yuta Hashimoto (@yuta1984) 2017年1月10日
実はこのくずし字学習のアプリ「KuLA」については、2016年3月に取り上げていました。
blog.ict-in-education.jp
こんな感じで練習ができるのですが、ひらがなにしてすでにこの難しさ…。
さすがに「う」とかならわかります。
10問のテストに挑みましたが、ほとんどわかりませんでした。あまりにできないと悔しくなり、一生懸命何度でもやってみる児童生徒が現れるかもしれません。
テストの結果をTwitterなどSNSでシェアすることもできます。また、ユーザー同士で繋がりを作ることもできます。
うーむ、むずかしい…【変体仮名 その1(あ〜か行)】10問中5問正解しました! #くずし字 #KuLA https://t.co/OOM2lzIZHx
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2017年1月11日
文字を練習した後に、実践ということで、「方丈記」にチャレンジしてみました。横に翻刻文を出しても難しい…。僕が「#みんなで翻刻」に役立てるようになるのは、だいぶ先かな…と。
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おもしろいのは、KuLAを使って学習プログラムを楽しく学習し、そこで学んだスキルを使って、「古文書・古記録を解読して、歴史災害研究に参加しよう!」と呼びかけているところ。Google、Facebook、Twitterのアカウントで参加することができます。翻刻文字数ランキングも表示されていて、どんどんみんなで翻刻を進めている様子が見られます。
こうした集合知の使い方、インターネットの使われ方のなかでもとてもポジティブな使い方だと思っています。どんどん進んでいくといいなと思います。
翻刻できる方、ぜひご参加ください。
(為田)