2018年5月13日に、イベント「みんなでつくる!情報時代の学校~教師・家庭・地域・民間をICTでつなぐとできること」をNTTドコモ東北支社の会議室にて開催しました。
今回は、現場から発信したTwitterのまとめを中心に、富谷市立明石台小学校の阿部太輔 先生による実践報告をレポートします。小学校4年生39人を対象として、「計算のきまり」の単元で行った実践です。
テーマは、個に応じた学びだったと思います。ICTを活用することによって、一人ひとりに応じた学びをサポートすることができます。今回は、ロイロノートとやるKeyと、プラットフォームとコンテンツを取り入れながら、授業設計をすることで、個に応じた学びを実現していたように思います。
算数の説明の部分を動画で家庭で見てもらい、どれくらい理解しているかをロイロノートを使ってあらかじめ先生の方で理解をし、そのうえで授業を実施するという形の授業です。
より「個」に応じた学びのあり方をテーマにした。1つめの柱は、家庭学習状況の把握と授業デザインで、ロイロノートを活用。動画を家で見て、家庭学習のふりかえりと問題の実施を学校でしていた。ロイロを活用することで、動画をクラウドで共有。ノートはロイロで共有。(阿部先生) #情報時代の学校 pic.twitter.com/U41giwhQ8F
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2018年5月13日
ロイロノートによって、子どもたちのノートを見ることができる。ノートに感想を書いてあるのを、写真で送られてくるのを見て、「今日の動画の、ここがわからなかったんだな」と理解できるようになった。(阿部先生) #情報時代の学校 pic.twitter.com/XLFfRlxHMr
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2018年5月13日
事前にノートをチェックすることができ、さらに動画の感想などを読むことができるので、授業へのフィードバックをかけられると思います。
2つめの柱は、個に応じた習熟と授業デザイン。凸版印刷の「やるKey」を活用。宿題として最低10分解いてもらって、そのログを使って授業設計を行った。みんなの学習状況、習熟度がわかるように授業をした。(阿部先生) #情報時代の学校 pic.twitter.com/MtUj8X18vA
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2018年5月13日
ロイロノートを使って問題を配信する。反転授業で子どもたちが苦手だったところ、やるKeyで苦手だったところを、子どもたちに出題することができた。事前・事後テストも実施したところ、中位群、下位群に成果が見えた。(阿部先生) #情報時代の学校 pic.twitter.com/WRgJHEpS4l
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2018年5月13日
阿部先生の授業は、見学をさせていただいてレポートもしたので、そちらもご参照ください。
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No.3に続きます。
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(為田)