教育ICTリサーチ ブログ

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あすこま先生の「作文の授業にChromebookとG Suiteが超便利な理由。今後の希望も添えて。」を読んで

 先日、会社で使っているG Suiteをお願いしている会社の方に会社に来ていただき、そのときにG Suite for Educationの話をしました。ここ数年で、会社をまたいでGoogleドキュメントで同時に書類を編集とか、Googleスプレッドシートで同時に数字を共有とか、そういうのを仕事で多く使うようになってきました。仕事の場面で、G Suite(僕らが使い始めた頃は、Google Appsという名前でしたが)を使っている企業の数が増えてきたからだと思います。

 また、Googleフォームでちょっとしたアンケートを作成してみて、その結果を集計する、というのもこのブログで少しやってみたりもしました。また、イベントの参加申し込みもGoogleフォームで作ったりもします。
blog.ict-in-education.jp
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 数年前までは、共有がなかなかできなかったので、添付ファイルを付けてメールを送って…ということが多かったですが、同じシステムを使い始めると、実は添付ファイルを送るということは劇的に少なくなっていくのだな、と感じています。

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 そんな話をしていて、そう考えると、初等中等教育段階では、学内でのICTの活用は、個人ベースでの利用がどれくらい進んでいるのかという度合いは違うものの、学校単位でほとんど同じシステムを使っていることが多いだろうし、それならば、G Suiteを使っていろいろな学習活動を一つにまとめてしまえばいいのではないですかね?という話になりました。

 そんなときに、ブログをいつも読ませていただき、勉強させていただいています、あすこま先生の作文の授業にChromebookとG Suiteが超便利な理由。今後の希望も添えて。 | あすこまっ!を読みました。「作文の授業にChromebookとG Suiteが超便利な理由」を3つ挙げられています。

  • 便利な理由1:とにかく共有が簡単!
  • 便利な理由2:とにかく課題の管理が簡単!
  • 便利な理由3:書くツールの選択肢を増やせる

 あすこま先生が3つめの理由のところで書かれている、「書くツールとして(どちらか一つを押し付けるのではなく)手書きでもキーボードでも選べるようにすることが大事だな」というのは本当に大賛成です。
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 そうなったうえで、「では、授業の工夫としてどんなことができるのか」ということも検討が入っているのも素晴らしいと思いました。
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 個人的には、作文教育や作文のピアレビューなどの方が、ずっと教育の情報化の場面で実現してほしいと思っています(見た目は非常に地味かもしれませんが…)。こうした教科指導の中に入っていくICTについて、今年度はしっかり授業見学をさせていただきたいと思うし、勉強していきたいと思っています。

▼参考エントリー
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(為田)