『教育科学 国語教育』2021年1月号「ICTで変わる!国語授業アップデート2021」を読みました。特集タイトルにある「ICTで変わる」と書かれていますが、僕は、文章を書いたりする「表現」や「思考」が最も大きく変わることのひとつだと思っています。文章を書いていく過程、書き進めていくとき、推敲していくとき、ICTでやっているからこそ、どんどん書けるし、どんどん直せると思っています。「どう考えるのか」「どう表現するのか」ということを学ぶ国語の授業のなかで、ICTの活用はもっと進んでいけばいいな、と思っています。
国語の授業をアップデートできる7つのICTツールが先生方の授業実践とともに紹介されています。7つのツールは、「デジタル教科書」「ロイロノート・スクール」「G Suite for Education」「YouTube」「Microsoft Teams」「schoolTakt」「Flipgrid」です。
また、ICTを活用した国語授業アイデアも紹介されています。こちらでも、さまざまな授業実践とICTツールを知ることができます。
子どもたちがICTを思考のツール、表現のツールとして使えるようになるために、国語の授業で使われることには大きな意味があると思っています。多くの先生方にとっての活用のヒントになるのではないでしょうか。
(為田)