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教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

「【先生のみ対象アンケート】小学生の“漢字を書く練習”、タブレットでするのに賛成?反対?」結果発表

教育ICT アンケート

 10月2日~10月18日まで、本ブログにて「【先生のみ対象アンケート】小学生の“漢字を書く練習”、タブレットでするのに賛成?反対?」を実施しました。多くの先生方にご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。blog.ict-in-education.jp

回答数、概要

 ご協力いただいた方は、83名の方でした。内訳は、以下のとおりです。小学生の漢字練習についてのアンケートでしたが、小学校教員だけでなく、幅広い校種の方にご回答をいただきました。ありがとうございました。
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 「賛成」「条件付き賛成」「反対」「どちらとも言えない」の選択肢の中から、1つを選んでもらうというアンケートでした。
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 「賛成」が22件、「条件付き賛成」が36件、「反対」が22件、「どちらとも言えない」が3件という結果となりました。「賛成」と「条件付き賛成」で全83件中58件となます。約69.9%が好意的に捉えていると言えます。

 ネットアンケートですので、ICTに親しんでいる回答者であることを考えると、賛成が高くなるのは想定していましたが、一方でICTに親しんでいて、おそらくタブレットなどで漢字練習アプリなどを見たことがある人が使ってみての感想として「条件付きで賛成」「反対」と答えているのだと思っています。

 今回のアンケートは、数値というよりは、以下に記します、それぞれの回答に付記された理由にこそ価値があると思います。ぜひご覧いただければと思います。

賛成、条件付き賛成、反対、それぞれの理由

 それぞれの理由を、似たものをグループ化して紹介していきます。コメントは筆者がつけたものです。みなさんそれぞれの現場での経験から、着眼点が違いますので、多くの理由が挙がっています。こうした多くの理由がある、ということを知っておくことが重要だと考えています。

(1) 賛成の理由

 タブレットで学習することで、児童の漢字練習への意欲が上がるから、という理由です。タブレットのアプリの表現力、エンターテイメント性を取り入れたUI(ユーザインタフェース)などを評価しているものだと思います。

  • 意欲が持続しそうだから
  • 子どもたちにとって取っ付きやすさは重要。遊び感覚だとしても、まずはやってもらえるのであれば、タブレットでも問題はないはず。 漢字練習したらネットサーフィンが出来るぞってのも面白そう。
  • タブレットという端末があれば、子供が楽しめるから

 実際に「漢字練習」という学習の観点からのコメントも多くいただいています。個々人での学習スタイルの違いに言及し、「ノートでの書き取りに苦痛感のある子供にとって、いいのではないか」というコメントは、学びのスタイルの多様性に対応するという意味で、ICTの強みではないかと感じました。

  • 「練習」なんだから、どんなやり方でもその子に合っていれば問題ない。反対する理由がわからない。 手法としては空書きと同じ。
  • 書き取りに苦痛感がある子供が、少しでも楽に取り組める方法のひとつではないかと思います。てもすぐ飽きるかも…。
  • 実際はタブレットだけで完結していない。 タブレットでも練習するし、漢字練習帳も使うのだから問題なし。 繰り返しできるし、子供の意欲にもつながる。
  • 何度も心置きなく練習出来る。関心を持たせやすい。苦行のように何度もただただ書かせるのはかえって嫌いになる。紙に書くにしても、原稿用紙じゃないとダメとか漢字練習帳じゃないとダメとかキリがない。
  • テクノロジーで診断すれば、人間の技量を超えた、精密な指導が可能。ペンと画面の摩擦係数をアナログに限りなく近づいていて欲しい。
  • 効率が上がるのであればむしろ反対の理由はない。 「きれいに書く」練習は他の手段で代替できる。
  • 文字を書けるようになるためには練習をすることが大切なのであってその媒体がタブレットでも紙でも構わないと思うから。
  • 「紙に筆で書く?!ありえねー、やっぱ甲骨に刻むのが漢字ってもんでしょ。」という論議が遙か昔にもあったのかもしれませんね。でも、淘汰されて毛筆体が主流になったわけで。子どもたちが主体的に学習するのであれば、タブレットだろうが、広告の裏だろうが、砂浜に小枝で書こうが、何でもありです。ノートに練習することに飽きた子たちにタブレットを渡したら、目をキラキラ輝かせて書くと思いますよ。ただ、「タブレットだけで」となると、それはそれで刺激がなくなってしまうので、いろいろな練習スタイルを併用し、子どもたちを飽きさせないことが大切だと思います。
  • 実際に効果があったから。 ノートにひたすら書いていく練習は徒労でしかない。
  • 毛筆から鉛筆に代わった事と大して変わらないのではないか。 特にデジタルネイティヴにはね。


 また、ICTならではの、「学習過程の記録」「学習結果の記録」の面でメリットを感じているコメントも多くいただきました。

  • 漢字の練習としては、本当は紙の方がいいと思うが、正誤の情報をストックできれば、後で検索したり、かなり前の漢字の正誤情報をもとに振り返って学習したりと漢字学習の幅が広がるのは間違いないと考えているから。
  • 履歴がのこるから。
  • 一人一人の書き方や癖を、自分も先生も家族も確認できるから。
  • 書き順や字形を習得するにはメリットが大きいから。
  • 採点が楽だからという利用なら、意味がないと思います。 児童生徒がタブレットを介して、共有できるような活用なら賛成。 先生の負担を和らげるという理由ならICTを活用するべきでないと思います。
  • リアルタイムで状況把握ができるから


 また、エコ的な面からのコメントもありました。大規模校であれば、漢字練習のプリントなども多く使うから、というのはあるかもしれません。

  • ペーパーレスで書き取り練習ができ、エコだから。

(2) どんな「条件」があれば賛成するか、教えてください。

 次に、条件付き賛成の方に、どんな「条件」があれば賛成するかを訊いたものです。

 多かったのは、「書き心地」によるものです。タブレット上で漢字を書くことが、漢字練習となるのか、という点です。

  • 最初の書き順等の習得のみ使用。その後は紙に鉛筆で。
  • なぞり書きのみ。
  • タブレットだけでなく、実際に書く練習もあわせてするなら。
  • 鉛筆に似た書き心地のペンが使用できること。
  • 実際に書くことも行う。
  • 鉛筆のようにすらすらと書けること。
  • タブレット学習と同時にしっかりと書く時間も作ること
  • タッチペンを使用すること。
  • 紙に書く活動で評価すること。
  • 毛筆や、硬筆の書写の時間をある程度確保した上で、漢字の書き順等を覚えるために活用するのでしたら、効果は高いと思います。
  • スタイラスペンを使うこと。ただし現行のタブレットスタイラスペンでは性能が不十分。(iPad Pro とapple pencilの組み合わせはがどのようなものかしりませんが)
  • タブレットは漢字学習の入り口に過ぎず、最終的にはノートに書くことに持っていきたい。 その理由は、学校の試験が筆記だから。
  • 鉛筆を使って紙に書くのと同じように、タッチペンを使って字を書くのであれば賛成です。
  • 従来の漢字練習で得ていた感覚(例えば紙に触れる感覚、ノートに文字が残る感覚、その後繰り返し目にする感覚、先生の表情を見ながら感じを直すこと、等)をどこかで経験できる機会を設けること。 難しいです。 「百聞は一見にしかず」を経験することは数多くあると思いますが、バーチャルで世界旅行をした時に「身体は本当に観た時と同じ効果を得られるのか」については、まだ不明瞭ではないでしょうか。 ビデオ会議、web会議についてはどうでしょうか。従来の会議に対して、同じ場所に集まらずに行えるメリットがあるのは自明ですが、その場の空気感、議論の熱さのような感覚は欠落します。デメリットはありませんか。 漢字のスキル獲得も同様で、リアルタイム性や先生からのフィードバックを充実させるとしても、カバーできない要素を別の機会で担保する必要がありませんか。それが何か、の把握までは至っていません。申し訳ありません。ただ、便利になることで、人間の生き物としての能力が失われている現状があります。ICT利用のメリットは理解できますし推進すべきものだと思います。一方で、ICT化のデメリットについて十分に把握できていないように感じます。
  • 最初に紙と鉛筆で練習をし、実際に書く感覚を覚えてから、復習としてタブレットを使用する。
  • 鉛筆で書く練習もするなら
  • 新教具として期待しており自分は中高で使わせているが、表題の活動にはまだあと少し、ハードとソフトの成熟が必要。パームレスト、筆圧、ペンの傾きの検出など。新しく、可能性があるとしても、今のあり合わせの機能、性能に教育活動に合わせるのは愚行と思う。
  • ノートに書くことと併用する。
  • 紙に字を書く習慣がなくなった世界。
  • お箸や鉛筆の正しい持ち方は大人になっても必要だと思います。 句会の正記も自筆。 香道では筆も使います。 伝統文化や教養と無縁の人生を好む児童には不必要かもしれませんが。

 

 上記の「書き心地」と関連するのですが、止め、はね、はらいなどがきちんと子どもたちが書けるようになるのか、それを診断できるのか、など、現状の漢字練習のときに先生方が気にして赤ペンでチェックを入れている部分についてのコメントも多かったです。

  • 先細る払いや崩し字、行書などの漢字の側面はタブレットでは伝わらないと思います。 そうした面が無くてもよいという条件なら賛成です。 「書」という美しさと漢字練習は別物なのか分かりませんが。
  • 書き順のチェックまでできるアプリであれば。
  • タブレットが忠実に筆記感覚を再現できるか?ですね。 紙に書くような感覚をしっかり児童がもてるかどうかが肝心。 ぎこちないタイプはNGと思います。 正解すると、楽しいデモが出てきたり、漢字や読み仮名の使用例を展開できればイイかと^^
  • 筆順やハネ、トメが正確に認識されるならオッケー。単に、書き終わった字の形だけを判定しないアプリが望ましい。 また、間違った時や個々の頑張りを励ますようなメッセージが聞こえたり表示されたりできるといい。
  • とめ,はね,はらい等のルールに関して、正誤判定の基準が厳格であること。
  • あくまでも書き順を覚えるためまでなら、賛成。 書き順を覚えられたらその後は、筆圧の加減の練習も必要なので、鉛筆や筆で練習することが必要。現代の子供が筆圧が弱まってしまい、HBではなく2Bの鉛筆を使わせているように、指と腕の筋肉が低下している。これは不健康への1歩を促進させているのではないか。
  • 1.履歴が残り、筆順や字画もトレースして、リアルタイムに正しく書けたかどうか評価できるようになっていること。 2.同音異義語や同訓異字等も連携して出題されるようになっていること。 3.短文のなかで、用例も覚えさせる仕組みになっていること。 4.併せて、紙の上での練習もさせること。鉛筆等での筆圧の感覚を持たせることは大切!


 先生方がどれくらい確認するか、ということを条件とするコメントもありました。

  • 教師が書き順を確認できる。
  • 教師の確認があること
  • 人間の目による確認と、人(教師、指導者)からのフィードバックがあればよい。
  • 教師がリアルタイムで見れても、LINEの既読のような表示がされてしまうのは、避けるべきであると思う。プライベートが見られているかんじになり、落ち着かないと思う。
  • リアルタイムである必要はないと考えます。 私は学習塾の運営者ですが、保護者様方から伺う限り、そもそも現代の子どもたちの情操教育に苦労されていることが犇々と伝わってきます。 『リアルタイムである』ことを条件にしてしまうと、 「リアルタイムに見れるのに、見てくれていない。」 「○○先生はやってくれる/やってくれない。」 といった、先生の負担が増える可能性を憂慮します。


 漢字学習を単発だけで考えるのではなく、他と組み合わせる、というコメントもありました。

  • 単発のアプリケーションでなく、漢字学習が、他の情報と有機的に繋がるような内容なら、デメリットをおぎなってあまりある学習効果を生むと思います。
  • 繰り返し行える環境下であること。
  • 向いているのか向いていないのか、子供により異なると思います。 その見極めが出来た上でその他の学習方法と組み合わせられるのであれば理想です。
  • 発達障害などで手書きで字を覚えることが困難、かつタブレットの活用が有効な生徒

(3) 反対の理由

 反対の理由で多かったのは、「鉛筆で書く」ということでした。

  • 漢字だけでなく手で書くことの慣れがないためか、とても字が薄い生徒がいます(筆圧が弱い)、どうやらこの現象は子供全体に言えることらしいのですが、筋肉の減少によるものだということです。しかし漢字の成り立ちを教えるとか、とめはねの場所を教えるとかはタブレットがいいと思うのです、あくまで興味関心を引いたりするためという感じですが。したがって練習などは実際の鉛筆と紙に書くほうが良いと考えます。
  • ペンを鉛筆のように正しく持てないと思う。 鉛筆で書くような線を引けるのか?機器の感受性に疑問。 いずれも、普段自らが電子黒板に文字を書く感触と照らしての感想です。
  • 書くという実感
  • 鉛筆の感覚が大事だと思う。
  • ペンがきちんと持てない。 筆圧が以上に低い生徒が増加しています。 楽に書けるというとことは、 簡単に忘れるということに繋がりそうです。 私は中学校の教師ですが、漢字が書けない生徒が多くなっている気がします。
  • 紙で練習したほうが綺麗にかける
  • いつの世も紙媒体はある。タブレットで書いた字の感覚と紙の上で書いた字の感覚は違う。しっかりとした字を書かせたいなら、紙は欠かせない。
  • 読む練習にはタブレットは向いていると思います。 書く方は採点基準が曖昧です。例えば、形さえ合えばよいのか?綺麗に書いて欲しいのか?その子のレベルと目的が、書く方には色々あるからです。
  • タブレット画面と紙では、質感、必要な筆圧などが違うため。 紙媒体の試験があるので、それに合わせるのが、現時点ではベターです。
  • 一時期タブレットでメモをとっていたが、細部を正確に速く書くのには向いていないという実感があるため。 大人が使っても誤魔化して書いてしまうのに、漢字を正確に覚える段階で使わせるべきではないと思う。 紙に書くより余計な神経を使うので漢字離れが進むことが心配。
  • 絶対に筆圧や止め払いなどが身につかないから。
  • タブレットは文字の書き方を学習するツールではない。
  • 鉛筆を使って、文字を書くことが、小学生段階において重要と思うからです。 各学年時の状況や授業形態によっては、タブレットを使用することは賛成です。
  • 漢字練習で養われる筆圧が弱いと手書きで文字が書けなくなる
  • 高校の国語教員です。 まだ科学的に解明されてはいませんが、書いたノートやプリントの厚さや質感といった手応え、誤った場合に消す場合の面倒くささなど、字を丁寧に美しく書く習慣が身につくのには、目に見えない何かがあるはずです。
  • 筆圧。


 そもそもから問い直されるコメントもありました。フィンランドのように筆記は減らしていく方向性でよいのではないか、というコメントかと思います。

  • 筆記はタブレットでも紙でも同じである。「書く」のではなく、キー入力をし、漢字変換すればよい。


 「漢字練習」が、ただ漢字練習だけでなく、「努力して身につけることの大切さ」「学習量が目に見えることで、自信を育む」などの非認知スキルの習得にも役立っているのではないか。また、学習指導だけでなく、生活指導にもつながっているのではないだろうか、というコメントもありました。

  • 字の太さの調節ができる、鉛筆の芯の硬さの感覚を掴める、練習の履歴がページの厚さとして残る、鉛筆を削る、下敷きを入れる、日付を書くなどの作法は、学習指導だけでなく、生活指導にもつながるなど、鉛筆にノートで学ぶにはメリットがある。
  • 鉛筆にしかない質感を知っていてほしい。 また、手書きでしか伝わらない表現というものを失ってほしくない。日本語はアルファベットのような記号ではなく、様々な感情をのせて表現できる文字(文化)であると思う。この文字の習得に最も時間をかけるのが、小学時代の漢字練習ではなかろうか。 よって、漢字練習をICTで行うと、手書き能力が落ちるのではないかと懸念して反対であります。
  • 書いたものが手元に残らないから。 継続された記録になりにくいと思うから。 ドリルとかの、分厚さが頑張った記録につながるんじゃないでしょうか
  • 1.紙と比べて、自身の練習のプロセスがすぐには確認しにくいこと。 2.家庭に持ち帰ってもリアルタイムで教員が確認できるということは、教員はもちろん児童にとっても「親以外に宿題の時間を管理される」という点で精神的に二重の負担となる可能性がある。


 たしかに、小学生の漢字練習には、生活指導的な側面や、学習習慣をつけるという目的もあるかもしれないですね。今回のアンケートを、小学校教員の方だけの数字でカウントすると、以下のようになります。
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その他コメント

 最後に、自由記述欄にいただいたコメントを下に挙げます。一切の編集なし、そのまま出します。興味関心を持っていただいている方が多く、感謝しています。

  • 鉛筆で書く書きごごちのタブレットが出来たなら、書く練習も良いと思います。
  • 大変興味深いアンケートですので結果を確認させていただきます!
  • 新しい学習方法の模索やその有効性の検証は素晴らしい試みだと思います。
  • 横並びの課題は、成果に個人差がありすぎる。上位層にも下位層にも適当でないことが多い。少し背伸びを少しずつ、継続していける方法がよいですね。
  • 高校生に数学を教えながら現役予備校を経営しています。 最初の修行先の塾では国語担当で筆順まで厳しくチェックされましたが今となっては善き思い出です。
  • 特別支援教育を担当しておりますが、小学一年生の発達障害をもつ児童のひらがな練習の際にタブレットを使用しましたが、かなり有効だったと感じています。鉛筆での練習と併用したからこそ良かったと思うので、使い方次第だというのがいまのところの意見です。
  • 今までの漢字学習は、決して効率的とはいえないので、正解は分かりませんが、変える努力を始めなければならないと思います。将来のICT学習がどうなっていくか楽しみにしています。
  • 今回のアンケートは面白いものでした。教育の方向性はこれからの社会の変化を見据えたものでなくてはならないと再認識しました。
  • このような機会があることに感謝です。
  • 紙の感覚に近いものが出てくることを期待しています。
  • ありがとうございます
  • 為田くん頑張って!中。
  • 「練習」の意図と目的によって使い分けたり同時使用したりできる環境があるといいですね。
  • 漢字の学習のためには良いと思いますが、字に個性は無くなるような気もします。紙に書く作業もどこかで必要だろうと思います。
  • 漢字はやっぱり鉛筆で漢字練習帳にしっかり書いてほしいですね! 6歳の娘をみてても、やっぱりタブレットで練習させるより、えんぴつと紙が良い気がします。
  • 子どもには感覚を大切にしてほしいと思います。
  • こういうアンケートがあることに感動です。 刺激を受けました。頑張って下さい。
  • 実際にタブレットを使用して小学生を指導することがありますが、勉強をするきっかけづくりとしてはとても効果を発揮しているように感じております。また、隙間時間も有効活用できる点も優れているように感じます。 一方でタブレットのみで成績向上や学習の継続についてはまだまだ検討していく余地があるように思います。
  • 全てをタブレットに頼っても得られない教育、教養が学校現場にあります。 是非そこを全国で議論し、若手や現場の教員に浸透させてほしい。 勘違い教員がICTばかりに頭が向いており、本来の教育について真剣に行動している人がさほど多くないことを、今回タブレットの導入であぶりだしている。 今は多大に良い機会だと思われる。
  • 弊塾では、学力に合わせてPCの学習ソフトと紙教材を分けて、個別に対応していますが、『がくげい』さんの、『スタディーパーク』というソフトにある、学校教科書に準拠した『書き順』を学べるものと、『マウスで書く練習』をするものとがあるのですが、これが案外、低学力の子のツボに嵌まるようで、丁寧に進めてくれる子が多いです。 もちろん、隣で誉めてあげ、促しているからということもありますが、色々と試されているところで、もしご存知でなければ、お薦めします。 (けっして業者の人間ではありません。東京都北区の学習塾の人間です。)
  • 私は書道専門の教員とも話題にするが、将来の筆記具としての可能性を認めている。石壁→皮、竹→紙に筆→鉛筆やペン→? 人類の手書き文化の節目に立ち会えると個人的には興奮している。 しかし、ひとつひとつのの教育活動の目的を見失って、無闇に不完成にもかかわらず新しいものの先取り習熟に飛びつくのは反対。
  • 勉強と修行は違う。漢字の習得を何かの修行と勘違いしている人が国語科でもいるのが残念です。
  • うちは導入にむけて今月中に草津市に視察に行きます。
  • 興味深いアンケートありがとうございました。
  • 漢字教育を専門に研究、実践しております。タブレットは、是か非かということよりも、いろいろな方法を試して、漢字教育を向上させていくことが大切であり、こうした論議はとてもよいことだと思います。甲骨が衰退したように、「紙に書く」ことがこの先も廃れないという保証はどこにもないですしね。ICTの登場は、かつての「紙」の登場と同じぐらいのエポックメイキングなことであり、こうした論議が生まれるのは必然なのかもしれませんね。
  • 地方都市の小学校でiPadを使っての学習を推進しています。今年度も6回のICT研修会で話をさせてもらっています。 ICTでできること(日進月歩ではあるが)とICTでできないことを追求していくことが大切ではないかと考え、日々研鑽しております。 今後さらにICTが加速していくと思われますので、更なる情報提供を楽しみにしております。
  • 私は教員ではありません。 大人になってからアスペルガーと診断を受けました。 小学生の頃の「ノートに書」くという指導は、私にとっては極めて価値の薄い時間でした。(特に漢字を書く際には、線を引く行為に集中するだけで、意味・形・書き順も覚えません。例えば、私の場合ですと、書き順を間違うと音が出るなどの機能(脳を反応させるための刺激)があるともう少し違ったかも?と思います。) 逆に、タブレットでは自分で書いているという自覚が薄くなり、遠回りとなる子もいるような気がします。 特定の手法を以って皆がベストというものは無く、如何に「その子」にあった教育方法が選択できるか?が大切だと思います。 タブレット+工夫されたアプリケーションが選択肢の一つとして増えれば嬉しいです。
  • タブレットでは、筆圧の調整が難しいから。

 多くの意見を挙げましたが、関心を持つ方にとって、「ああ、こういう考え方もあるのか」と考えるきっかけになればいいな、と思います。また、「こういうことができれば導入を考えてもいいな」という評価の軸の候補がたくさんここには出ていると思いますので、そうした使い方もしていただければ幸いです。

 ご協力いただきました皆様、関心を持ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

(為田)