前のエントリーで紹介した、『外国の本っておもしろい! 子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック』で、翻訳者の方々が、オススメの本を紹介しているページがあるのですが、そこで翻訳者の宮坂宏美さんが薦めていました、「世界のともだち」シリーズですが、読んでみたいと思いました。
Amazonで調べると、シリーズはかなりの冊数があります。いろいろな国が取り上げられていて、それぞれの国の子どもたちの様子を知ることができます。
さすがにすべて本で買うわけには…と思ったのですが、なんとこの「世界のともだち」は、ホームページで情報を公開しており、「ともだち紹介」のところでさまざまな国の子どもたちの日常を見ることができます。こうしたサイトも、社会科などの時間に使うことができるのではないかと思いました。
東京都のオリンピック・パラリンピック教育の教材としても使えるかもしれませんね。図書室で全員分の本を用意するのは難しくても、教室でプロジェクタで投影しながら紹介することができそうです。グループごとに国を分担してタブレットでこのページを見て、概要を発表させる、というのもおもしろいかもしれません。
もとが書籍で、そこからデジタルに移植されたコンテンツには、使い勝手のいいものが多くあるように思いました。
(為田)