Livedoor NEWSで、東京都の都立学校スマートスクール構想でのBYOD研究指定校の名前が出ていました。
1月に予算計上のときに一度この件については書きました。そのときは、「スマホの校内持ち込みを禁止してきた高校も多いため、新たな学校のルールづくりやスマホを持っていない生徒への対応などについて19年度までに検討する。ICTを活用した授業で蓄積される学習記録のビッグデータ化などにより、指導方法を改善し生徒の苦手分野の克服につなげることも視野に入れる。」と日経新聞に書かれていました。
blog.ict-in-education.jp
まだ東京都教育委員会のページには何もアップされていないようです。
Livedoor NEWSに書かれていた情報から転載です。
東京都は2018年9月より、都立学校スマートスクール構想を推進するため「都立学校スマートスクール構想におけるBYOD研究指定校」にWi-Fiアクセスポイントを設置し、個人のスマートフォンを活用した授業研究を行う。指定校は、三田・西など10校。
国のスマートスクール構想を受け、東京都は都立高校におけるBYOD(Bring your own device、個人の端末を持ち込んで授業や仕事で利用すること)実現に向けた予算案として、2018年度予算案に2億円を計上している。都立学校にWi-Fi環境を整備し、授業などでのICT利用環境を整えるとともに、ICTによる学習支援などのデータを収集・分析し、「学びの質」の向上につなげる取組みなどを研究開発するねらい。
2018年9月から2020年3月まで、1年半の実証を行うようですね。
- 都立学校スマートスクール構想におけるBYOD研究指定校 10校
モバイルルーター配備型もやっているのはおもしろいな、と思いました。1校につき16台。1台あたりいくつくらいの端末をぶら下げるのだろう…。例えば、東久留米総合高校ですが、サイトを見てみると、入試情報を見たら、推薦で72名、学力検査で164名が募集人員になっています。合計で1学年236名。クラス数はいくつだろう?7クラスくらい?3学年で21クラス。モバイルルーターは16台。うーん、どういう配備なのだろう。モバイルなので、先生に紐づいて教室を移動するのでしょうか。
この9月からですから、どう使っていくのか、またBYODを効果的にサポートするインフラとなるのか、注目したいと思います。公開授業をおそらくするだろうと思うので、見に行きたいと思います。
(為田)