教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍ご紹介:『めんどくさがりなきみのための文章教室』

 「文章を書く」ことを楽しんでもらえるような授業をやってみたいな、と思っていて、そのための準備として、はやみねかおるさんの『めんどくさがりなきみのための文章教室』を読みました。中学生が主人公で、文章を書けるようになるいろいろなトレーニングが紹介されている本です。

めんどくさがりなきみのための文章教室

めんどくさがりなきみのための文章教室

 読んでいて思ったのは、デジタルを使いこなして書く、ということが普通に書かれていることでした。
 例えば、文章を書くトレーニングとして、「200字の日記を毎日書いてみよう」ということが書かれているのですが、そこで「どう書けばいいのかわからないときは、ツイッターに呟くならどうするか考えてみよう」と書かれていて、その場にいない人にも伝わるように説明を加えていく、というふうに書かれています。
 「200字、大変だな」と思う主人公に、「いや、でもツイッターは140字だから、2回呟くだけ」と書いてあったりもします。

 それから、何より文章を書くことも紙と鉛筆以外の方法も普通に書いてあります。

文章を書くのに、紙と鉛筆を使う以外の方法がある。
コンピュータやスマホなどのデジタル機械を使い、文字を入力する方法である。
フリック入力、手書き入力、キーボード入力、音声入力など、様々な方法がある。(p.66-67)

 それから、文章を書くのに困ったときに、「困ったときは……神様より「テンプレート」に頼る。」というのも書いてあります。

テンプレートを探すときは、ネットで検索しよう。
 「テンプレート ○○○」で検索。
○○には用途を入れる(生徒会演説、手紙、志望理由、読書感想文など) (p.79)<<

 デジタルを使って文章を書いていくときに、こうして「デジタルを使い倒していい」ということが書かれているのはとても驚いたし、ぜひ授業の中に取り入れてみたいと思いました。
 また、書いた文章は誰かに読んでもらおう、ということも書いてあったので、どんどん他の人にも読んでもらえるような授業にしたいな、と思います。先生である僕が読むだけでなく、同級生たちにもどんどん読んでもらって、「これおもしろい!」「この言葉使い、いいね!」と言い合ってもらえるような授業にしたいです。

(為田)