教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍ご紹介:『できるGoogle for Educationコンプリートガイド 導入・運用・実践編』

 インプレスさんから、『できるGoogle for Educationコンプリートガイド 導入・運用・実践編』をお送りいただきました。GIGAスクール構想でGoogleChromebookを配備し、Google for Educationを活用しようとしている学校も多いのではないかと思います。タイトルにあるとおり、導入・運用・実践まで、さまざまな情報を読むことができる1冊になっています。

 学校の授業で使いたい、と思って前から読んでいくと、最初の方は導入と運用がメインで管理者が知りたい情報が続くように思いますが、中盤から後半にかけては、「アプリケーションを授業で活用しよう」「校内外のコミュニケーションを円滑にしよう」などの章が出てきますので、授業で使いたいと思う機能について丁寧な操作方法を見ることができます。このあたり、意外とネットで検索して見るよりも、本を横に置いてページを開きながら使ってみたい、という人もいるのではないかと思います。

 また、最後の付録のところでは、「活用事例」として、小2道徳、小4体育、小5理科、小5社会、小6国語、中1理科、中2数学、中2英語、中3総合的な学習の時間、中3社会とGoogle for Educationを使ってどんな授業ができるのかの事例を見ることができます。

 どんな授業ができるのかを事例で知ることができ、知りたい操作方法を丁寧に見ることもできるので、必要なページを開きながら、いろいろと先生方に試してもらえるのではないかと思います。

(為田)