教育ICTリサーチ ブログ

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統計・データ分析を中学校・高校で教えるために必要なものは?

 先日、奈良女子大学附属中等教育学校R言語を使った統計を行っている授業を参観させていただいて、統計やデータ分析を学ぶためにはどんなツールを使うことができるのだろうと勉強してみたくなりました。
 実験結果を使ってシミュレーションをしてみたり、データを使って相関関係を調べたり、そうしたことをプロジェクト型学習の中に入れていくことができるだろうか、と考えて、自分自身が統計・データ分析のほとんどをExcelで関数を使う程度にしかやっていないことに、危機感を覚えました。
 奈良女子大学附属中等教育学校では、R言語を使った授業をされていたのですが、そこで「Excelだと関数を使うだけで、その間のプロセスなどは完全にブラックボックス化してしまっていて、何が行なわれているか実際にはわからない」という意見を伺って、たしかに、と納得したのです。

 統計もデータ分析も、「デジタルを思考・表現のツールとして使って能力を拡張するために使えるようになってほしい」という自分自身の学校をサポートしたい方向性に大切な力なので、勉強したいと思っています。

 とは言うものの、中学校や高校で統計やデータ分析を実際に使っている学校の授業をいままでほとんど見ていないので、もしよろしければ、「こんな言語・アプリ・ツールを使っています」や「こんな題材でやっています」など、教えていただけないでしょうか。
 また、「この本、読んでみたら?」「このサイトで学ぶといいよ」というオススメもぜひお願いしたいと思います(R言語の本を書店で探したら、たくさんあって評価できず、信頼できる先生方からのリファラルを期待したいと思います)。
 このブログへのコメント、SNSメッセンジャー各種、直接のご連絡、何でもけっこうです。どうぞよろしくお願いいたします。

(為田)