教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍ご紹介:『子どもの見方が変わる!「見取り」の技術』

 京都教育大学附属桃山小学校の若松俊介 先生と関西学院初等部の宗實直樹 先生の共著『子どもの見方が変わる!「見取り」の技術』を、若松先生からお送りいただきました。

 「授業中」に子どもを見取る!、「授業前後」で学習成果物やふり返りを見取る!、「生活場面」でクラスを見取る!と、それぞれの場面で子どもたちを見取る様子がたくさんのページを割いて紹介されていました。そのなかには、ICTを活用している見取りもたくさんありました。

 僕自身は、ちょうど授業で意図せず子どもを自分の行きたい方向に従わせてしまっていて、全然自由にツールとして使ってもらう場を作っていないなあ、と感じさせられる場面があり、「けっきょく、僕は全然子どもたちのことを見取れていないのだな…」と落ち込んでいたタイミングだったので、いろいろととても勉強になりました。
 若松先生の授業は何度も見せていただいていて、子どもたちを見取って、信じて任せて、子どもたちが自分たちで学んでいく様子を知っているので、あそこをモデルにして、自分なりに授業をがんばっていこう、と思わされました。自分にできることを、少しずつでも、やっていこうと思います。

(為田)