SNSで、「Text to Math Converter」というサイトを知りました。例えば、「2乗」とか「3乗」を書くときに、「x^2」や「y^3」というふうに上の「Input Text」の欄にキーボードで入力すると、下の「Output Math」のところに数式が表示されます。累乗を「^」を使って表すなどのルールをいくつか覚えれば、いろいろな数式を簡単に作れるようになると思います。
「Output Math」に表示された整形された数式は、下の「Copy to Clipboard」のボタンを押せば、クリップボードにコピーされますので、Googleフォームをはじめ、いろいろなところでペーストすると数式がそのまま表示されます。
Googleフォームを使って数学のテストをしたいときに、数式が美しく書けないのがいやだな、と思う先生方もいるのではないかと思いますが、このツールで問題は解決するかもしれません。
Text to Math Converterの画面の下の方にスクロールすると、Examplesとしてさまざまな数学の問題で使う表記が並んでいます。これをクリックすると、上の「Input Text」と「Output Math」のところに書式が表示されます。これらをうまく使えば、三角関数も、logも、集合論も、いろいろな数学の問題をデジタルで書くことが簡単になるのではないだろうかと思いました。
スクールタクトにも数式ツールが実装されています。試しに、Text to Math ConverterのExamplesをそのままコピー＆ペーストしてみたら、スクールタクトの方でも同様に数式を作ることができました。こうして字引き的に使うこともできそうだと感じました。
こうしていろいろと機能が横展開できるツールはとても便利だな、と思いました。僕は数式を使ったテンプレートなどを作る機会があまりないですが、数学の先生にお知らせしたいなと思いました。他にもこういうツールってあるのかもしれないので、探してみたいなと思います。
（為田）
