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富士見市立針ケ谷小学校 授業レポート No.2(2023年9月13日)

 2023年9月13日に富士見市立針ケ谷小学校を訪問し、授業を参観させていただきました。たくさんのクラスを参観させていただいたので、それぞれ少しずつ様子をレポートしたいと思います。

5年1組 家庭科

 久住波音先生が担当する5年1組の家庭科の授業では、ごみを減らすための行動について学んでいました。3R(Reduce・Reuse・Recycle)に2つのR(RefuseとRepair)を加えた5Rについて紹介していました。Refuseは特にレジ袋有料化・エコバッグの利用など、子どもたちになじみのあるテーマだったと思います。
 一人1台の端末を持ち帰って、自分の身の周りにある5Rに関連する場面や物などを撮影して、みんなで共有したりしたらおもしろそうだな、と感じました。

4年2組 社会+国語+はりがや

 川畑那由昂先生が担当する4年2組の社会+国語+はりがや(総合的な学習の時間)の授業では、社会科見学で行った消防署と環境センターの話と、はりがやの授業で調べたブルキナファソの話を、国語の新聞づくりの活動と手紙を書く活動と結びつけて行っていました。
 新聞を作るときには、文章を書くだけでなくイラストやデザインも工夫したい子がいます。そうした場合は、デジタルよりもアナログの方が自由に表現しやすいと思います。

 新聞以外の制作をしている子たちも教室にいました。新聞を飾りつけるためか、手紙に同封するためかわからなかったですが、折り紙を折っている子がいました。端末で折り紙の折り方を調べて、動画を見ながら同じように折り紙を折っていきます。こうして、一人ひとりが自分に「いま必要な情報」にアクセスする姿勢ができているのがいいと思いました。

4年1組 理科

 川村あかね先生が担当する4年1組の理科の授業では、月や星の見え方について学んでいました。先生は、指導者用デジタル教科書でモニターに夏の大三角を映します。星空などは、昼間に学校で自分たちの目で見ることはできないので、こうしてデジタル教科書のコンテンツを活用することで、子どもたちにその時点ではリアルで見られないものを擬似的に見せてあげることができることになります。擬似的に星空を見たことで興味をもって、このあとの授業の理解へ繋がることはもちろんですし、夜に本物の星空を見上げてみたいと思う子が増えたらいいと思います。

 No.3に続きます。
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(為田)