2017年1月17日に、新潟大学教育学部附属新潟小学校を訪問し、6年生の授業を見学させていただきました。日本デジタル教科書学会の会長でもある、片山敏郎先生のクラスを見学させていただきました。
授業の最後にクラスのみんなに話をする時間を、片山先生からいただけました。「いろいろな学校を見ている人です」と紹介されたので、今日見た授業の中の、特にツールを選んで使えることがすごいことだ、ということを伝えました。
授業が終わった後、何人かの児童が質問に来てくれました。片山先生が、「ブログで情報を発信している人です」と授業の最初に紹介してくれたので、「どうやったらブログを読めますか?」と質問されました。「じゃあ、これで」と名刺を手渡すと、その場でiPadでアクセスして、ページを読んでくれています。このフットワークの軽さというか、iPadの身近さがすごいな、と思います。
もしかしたら、この文章も読んでいるかもしれません…。小学生とブログを通じて交流ができる、楽しい時代になってきました。こうして教室を外と繋ぐ環境を作っていくには、先生の努力ももちろんですが、学校の環境整備やルール整備の努力も欠かせないと思います。学校に外部の大人が関われる機会を、こうしていただけたことは本当に幸せです。(これまで、為田を教室に招き入れてくださったすべての先生方に感謝しています)
授業が終わった後も、「名刺に穴があいているのがおもしろい」「年収は?」「どんな仕事してるんですか?」などなど、いろいろな質問をもらいました。
「雑誌の編集者になりたいんです」という子との、「紙の雑誌だけじゃなくて、インターネット上の雑誌もあるし、電子書籍だってあるよ」というやりとりはおもしろかったです。それから、「やりたくない仕事したくない」と言っていた子がいたので、「やりたくない仕事ばかりでなくて、楽しい仕事だってたくさんあるよ」という話をしたことも覚えています。
こうして片山先生のクラスの子どもたちといろいろな話ができたのがよかったです。また教室へ行けたらいいな、と思います。そんな片山先生のクラスですが、2月9日・10日に開催される初等教育研究会にて、授業が公開されます。スケジュールを調整して、ぜひ見に来たいと思います。
また、できれば、公開授業でない、普段の1日を朝から密着レポートさせていただきたいな、と思っています。
片山先生、本当にどうもありがとうございました。
(為田)