熊本市教育委員会 遠藤洋路 教育長のブログにて、「タブレット端末の機能制限を大幅に解除します。」というエントリーが、2019年1月25日にアップされました。
endohiromichi.hatenablog.com
熊本市では、AppleとNTTドコモのサポートで、市内の全公立小中学校134校で、23,460台のiPad導入が行われています。
www.nttdocomo.co.jp
これらのiPadについて、以下の基本方針をとることが、遠藤教育長のブログで公開されていました。
学校で使う端末として国内トップレベルの自由度をもつ、機能制限が少ない設定とする。
○教員用iPadは、管理上の制約を除き、無制限とする。
○児童生徒用iPadは、発達段階や使い方に応じた必要最低限の機能制限とする。
制限が多くて、全然使わない端末を持たせるよりは、大人が使っているように自由にいろいろな目的のためにiPadを使えるようになってほしいと思います。短期的には、いろいろな問題もあるかもしれませんが、中長期的に「どのようなことができるようになったのか」を見て評価してほしいと思います。
先日の192Cafeで、全学年へのiPad導入を行った、さとえ学園小学校の 山中昭岳 先生は、「iPadは、小学校1年生から導入するのがいいと思う、と山中先生。年齢相応の問題が起こるもの。最初からしっかり、教えていくことができる。」というふうにおっしゃっていました。こうした方法は、公教育だからこそできる部分も大きいのではないかと思います。
blog.ict-in-education.jp
熊本市の取り組みに、大きく期待をしています。
(為田)