2018年10月22日、熊本市、熊本大学、熊本県立大学、NTTドコモが、熊本市における教育ICTの推進をめざし、「教育情報化の推進に関する連携協定」を締結したそうです。4者は、「すべての教員と子どもたちがICTを利用できる熊本市の環境を活用し、子どもたちの学びの向上に繋げ、全国に展開が可能なICT教育の有効的手法の策定を目指す」そうです。
YouTubeのビジどこ (NTTドコモ 法人公式チャンネル)にて、導入事例のビデオを見ることができます。
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導入するのはLTEのiPadだそうで、熊本市内の134校の小中学校に、2020年度までに全部で23,460台を導入するそうです。調べてみると、熊本市立小学校が92校、熊本市立中学校が42校あるようです。小学校児童数が41,045人(1,658学級)、中学校生徒数が19,077人(691学級)とのこと(熊本市立小中学校についてを参照)です。1校あたりで考えると、23,460÷134=175 となり、1校あたり175台。中学校に50台ずつで2,100台、残りを小学校で分ければ、(23,460-2,100)÷92=232、1校あたり232台。中学校に100台ずつで4,200台、残りを小学校で分ければ、(23,460-4,200)÷92=209、1校あたり209台…。小学校と中学校でのiPadの使い方の違いなども考えると、いろいろな運用法がありそうだと思いました。
どんなふうに学校に配備して、どんな授業に変えていくのか、非常に楽しみです。
(為田)