新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府が打ち出した小中高校や特別支援学校などの臨時休校が2020年3月2日から始まりました。休校の状況にあっても、ICTを活用することで教育活動などを継続している学校の実践を「休校×ICTでやれたこと」として紹介していきます。
今回は、横浜市立鴨居中学校の齋藤浩司 校長先生からいただいた実践で、「ICT学習支援と日替わり朝礼動画の毎日配信」です。
Q1:どんなふうに使っているかを具体的に教えて下さい。
齋藤先生:各家庭でeboard、城南進学研究社のデキタスを使ってICT学習支援をしている。eboardとデキタスは、1年生と2年生 全員分のIDとパスワードを付与し、連絡をメール配信で伝えている。
また、日替わりでいろいろな先生が登場する朝礼動画を、YouTubeにて24時間限定公開。URLはメール配信で保護者に伝えている。
まとめ
1年生と2年生の全員にIDを付与し、一人ひとりに対してのICT学習支援を実現しています。メール配信などでさまざまな連絡を行えるのもいいと思います。
また、朝礼動画を日替わりでいろいろな先生が登場するというのもとてもいいと思います。毎日配信する、ということまでができれば、授業や学校行事等の配信も枠組みとしては同じなので、休校期間が終わった後にでも、他の学校でも応用ができるのではないかと思います。
齋藤先生、どうもありがとうございました。
◆ ◆ ◆
実践紹介と共に、「もっとこうであればよかった」も合わせてまとめておけば、GIGAスクール構想後の学校に役立つ知見になると思います。引き続き、フォームからの投稿を受け付けていますので、どうぞよろしくお願いします!
(為田)