教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

本をたくさん読む子育て家庭でKindleキッズモデルは使えるかも?

 Amazonから、Kindleキッズモデルをオススメしてくれるメールが来ました。Kindleにキッズモデルがあることを知りませんでしたが、Kindleキッズモデルのページを読んでみて、実はこれはいいかもしれない、と思いました。

 Amazon Kids+のサービスと連携して使うことで、以下のようなことが実現できるそうです。

  • Amazon Kids+で、1000冊以上の書籍がうれしい読み放題。
    • 青い鳥文庫」や「三国志」「モモ」などの児童文学の名作に加え、歴史・科学などの知育分野も豊富な品揃え。
    • 「学研まんが」シリーズや「名探偵コナン」などの人気のマンガもラインアップ。学習からエンターテイメントまで幅広いジャンルを網羅。
  • Amazon Kids+のペアレントダッシュボード
    • 本ごとの読書の進捗を確認可能。
    • 読書の目標設定をしておけば、読書習慣をつける手助けにもなる。
  • 自主性を育む読書体験を
    • バッジ機能: 読書時間などの目標を達成するとバッジやメダルが付与される。
    • おすすめの本: 読書履歴に基づいて、ホーム画面におすすめの本が表示される。子どもの年齢に合った本が表示される。
    • 辞書機能と単語帳: Kindleには辞書が内蔵されているので、本に出てくる言葉の意味をすぐに調べることができ、調べた言葉は自動的に単語帳に追加される。

www.amazon.co.jp

 本をたくさん読む子どもは、どんどん本が増えていくので、「置く場所が…」という問題もあります。Kindleであればいつでもどこでも持っていけるのでいいかもしれません。いつでもどこでも読めることと、自分の好みに合いそうな本をどんどんオススメしてくれるのも良さそうです。
 GIGAスクール構想で、一人1台の情報端末を学校で使うようになるので、デジタルを使うことに慣れた子たちが増えると、意外と広がっていくかもしれません。

 一方で、バッジ機能や目標設定機能などによって「読書習慣をつけられます」という紹介のされ方も見かけましたが、これはなかなか難しいんじゃないかな、と思っています。それよりは逆に、いま本を読むのが好きな子どもたちが、「デジタル」になって便利な機能を利用できる、というふうになる、つまり、大人がKindleを使うようになるのと同じなのかな、と思います。

(為田)