2021年10月13日に横浜市立勝田小学校を訪問させていただきました。勝田小学校では、2021年9月に一人1台のiPadを配布したときに、PTAが協力して一人1台のiPadに名前のシールを貼る作業をしたそうです(シールはICT支援員さんが作成・印刷)。また、実際に授業で活用するようになってからは、教室に入ってサポートもしてもらっているそうです。
▼参考:タウンニュース「勝田小PTA GIGA開きをサポート」
www.townnews.co.jp
6年2組の総合の授業で、PTAの方がサポートに入るとのことで、授業を参観させていただきました。今回の授業では、町探検で取材するお店にどんな質問をするかを、グループごとにロイロノート・スクールを使ってまとめていました。これまでの授業で提出した「自分でしたい質問」をYチャートを使って分類していきます。
この授業のサポートに、PTAから2人の保護者の方が入っていました。いずれもICTの専門家ではありませんが、先生の説明を聴いて、子どもたちがすべき活動と操作方法を理解し、手が止まっている子どもたちに声をかけたり、操作方法がわからなくなってしまった子どもたちに手順を再度説明したりしていました。
教室での一斉指導で先生の目が届かないところが出てきたときにPTAの方がいてくれるのは、先生にとっても心強いと思います。授業中に先生も、「今日は、先生以外にも質問できる人がいるから、わからなくなったら手を挙げてね」とおっしゃっていました。
こうして、PTAの方が先生方と協力してサポートに入ることで、先生方の「ICTを使うとき」の大変さが軽減されるのは、とてもいいことだと思います。
No.2に続きます。
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(為田)