2022年1月20日に、戸田市立美女木小学校を訪問し、自由にプレゼンテーション・ポスター・画像・動画などをデザインできるツール「Canva」を活用している授業を参観させていただきました。
5年3組の国語「方言と共通語」の授業では、方言クイズを動画で作るための準備をしていました。Canvaを使って、スライドをもとにして動画を作り、そこに音声を入れていきます。
Canvaで動画をデザインする画面を選んで、デザインテンプレートを選んで、一人ひとりが自分が選んだ地域の方言クイズを作っていきます。
紙に鉛筆などで書くよりも、Canvaでクイズの問題を作ることで、答えの選択肢をたくさん書き足していくことも、選択肢の順番を入れ替えることも簡単にできます。操作が簡単だからこそ、試行錯誤をすることのハードルが低いので、いろいろと試してみることができるのは重要だと思います。
PowerPointなどのプレゼンテーションツールとあまり変わらない感覚で文字情報を入力することができ、デザインテンプレートや素材、アニメーションの効果などを簡単につけることができるCanvaは、子どもたちにとってのデザインツールの選択肢の一つになっているように思いました。
別のクラスで6年生に話を伺う機会もあったのですが、理科や体育など、いろいろな授業で動画を作っているそうです。こうして、子どもたちの表現ツールの選択肢が増えることはいいことだと思います。
No.4に続きます。
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（為田）
