2022年1月20日に、戸田市立美女木小学校を訪問し、自由にプレゼンテーション・ポスター・画像・動画などをデザインできるツール「Canva」を活用している授業を参観させていただきました。
3年生は総合的な学習の時間で、虫をテーマに学んできていて、「美女木小を虫の住みやすい環境にしよう」という目標をもって、虫にとってのハッピーな環境を実現するために、オリジナルグッズをSUZURIで作り、3年1組から4組までがそれぞれ出店していて、グッズを販売していたそうです(2022年1月末で終了)。
参観させていただいた3年1組では、SUZURIで売られているオリジナルグッズを宣伝するために、Canvaを使ってポスターを作って、InstagramとFacebookにアップして宣伝しました。
担任の才田恵理子 先生は、子どもたちに「伝えたいことは、ちゃんと伝わっているかな?」「買ってもらいたいオリジナルグッズの商品名や、商品の写真は入っているかな?」「お値段も書いてありますか?」とどのような情報が必要かについて子どもたちと一緒に考えていきます。
商品であるトレーナーを自分で着ているかのように写真を合成したり、イラストに商品を着せたり、いろいろな工夫をしていました。
自分の商品のページへアクセスするためのQRコードを自分で作って、Canvaで作ったポスターに載せている子もたくさんいました。クラスの中で、誰かがやれば、その子がクラスメイトにやり方を伝えてあげれば、どんどん広げていくことができます。子どもたちの周りには、QRコードをはじめとしてデジタルのテクノロジーがたくさんあり、彼らもそれを使いこなしているのだと感じさせられます。
プロジェクト型学習は、学校の外にあるリアルな世界と繋がっている方が実感を持てることもたくさんあります。こうした活動に一人1台のChromebookが使えるのだということを、子どもたちも先生方も体験できることはいいことだと思います。
No.5に続きます。
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(為田)