教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

プロパイロット機能を使ってみて、いろいろ考えた

 GWに仕事でお世話になっている葉山町までドライブして遊びにいってきました。そんなに車が混んでいなかったので、帰りの高速道路(逗子ICから新保土ケ谷ICまでの20kmちょっと)を、プロパイロット機能を使って走ってみました。プロパイロット機能は、設定した車速を上限に、先行車と車速に応じて車間距離を保ちながら、車線中央付近を走行するための運転操作を支援してくれる機能です。
 時速80kmと設定したら、アクセルを踏まなくてもずーっとそのままの速度を保ちます。前の車と車間距離がつまってきたら減速します。高速道路のような緩やかなカーブはハンドルが自動で動いてカーブを曲がっていきます(ハンドルに手を添えていないといけませんが)。

 あと、追越車線でなく走行車線をずっとプロパイロットで同じ速度で走っていたのですが、一定の速度を保つのは圧倒的に自動運転だな、と思いました。上り坂でもきちんと速度を保ちます。前後の車も同じように自動で速度や車間距離を調整していたら、運転をしていて慌てる場面は少なくなるのかもしれない、と思いました。
 こういう体験をすると、2024年度に新東名高速道路で自動運転トラックのレーンを設置するというニュースも読み方に実感が伴ってきました。
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 最近車を乗り換えたわけでもなく、ずっと前から機能としてはついていたのですが、なんとなく新しい機能を使わずにきていたのを、今日使ってみて、「やっぱり、便利。操作方法を最初はわからないから億劫だったけど、使ったらやっぱり便利」と思いました。
 これって、GIGAスクール端末とかクラウドと同じだなあとか思いながら走りました。使い始めるきっかけはどこにあるかわからりません。今日の僕の場合は、ほどよく空いていて、いろいろ試行錯誤ができるゆとりがあったのと、その成果が見えやすかったことだと思います。でも、そうした条件に合致すれば、いつでも始まることはあるのだな、と思った休日でした。

(為田)