吹奏楽部のためのオンラインレッスンカリキュラムを提供する「コジンレン」というサービスがあることを知りました。
「コジンレン」は、生徒が部活の個人練習の時間で使えるオンラインレッスンカリキュラムです。これを使えば、自分では全楽器の細かい指導がしきれないけど、講師の先生は頻繁に呼べない吹奏楽部の顧問の先生の悩みを解決できると思います。そもそも、顧問の先生がすべての楽器の練習をサポートできて、演奏のスキルが上達するという学校は、そんなに多くないのではないかと思います。先輩たちが代々、楽器ごとに教え方を受け継いでいて教えてくれるとも思いますが、コジンレンを使うことで、トッププロによるレッスン動画と、動画とリンクした演習楽譜を使って個人練習を行うことができます。
こうしてデジタルを活用して練習ができるようになるサービスを活用するからと言って、「先生から学ぶことはない」「先輩たちと一緒に練習することがなくなる」というわけではありません。個人で演奏スキルを上げる個人練習と、みんなで一緒にスキルを上げる練習と、療法を組み合わせて部活動を行う事ができるのではないかと思います。
練習の記録をダッシュボードで見られるようになっていて、進捗状況がわかるのでモチベーションも上がると思います。どんなふうに使うのかがわかる動画が用意されています。
スペシャルインタビューもYouTubeで公開されていました。コロナ禍があって、オンラインでの演奏を見る機会が増え、一人1台の情報端末をもつようになって、といういまがあってこそのサービスな感じもします。
コジンレン、朝日新聞社が行っているサービスです。料金体系などはわからないのですが、サイトをチェックして問い合わせをしてみるといいと思います。
吹奏楽部だけでなく、他の部活でも同じシステムが作れれば、先生方の負担を減らすこともできるのではないかな、と思いました。
「コジンレン」
(為田)