2023年8月2日に開催された山形市小学校教育研究会メディア教育部会 第3回研修会に講師としてお招きいただきました。研修終了後に、Googleフォームを使ったアンケートを実施しました。
「研修講座の内容にご満足いただけましたか?」「学校で活用してみたいと思った内容はありましたか?」という2つの質問については、多くの先生方にご満足いただけたようでした。
特に、「学校で活用してみたいと思った内容はありましたか?」について、参加者全員に「あった」と回答していただけました。ICTの研修については、知識として知ってもらうだけでなく、「学校で実際に役に立つ」というのが大事だと思っていますので、このアンケート結果は励みになります。
自由記述として、「研修講座に参加して、よかった/よくなかったと思うことを教えてください。」という設問も用意しました。
- 校内に広めるための視点が定まった
- デジタルの可能性をたくさん知れました。1つでも実践していきたい。
- 一人一台端末をどのように利活用するのかが、様々な事例をもとにお話していただきよくわかりました。とてもよかったです。
- 学校におけるICTの意味や意義について再整理できました。具体的な事例も多かったので、わかりやすかったです。
- 自分は、苦手だからこのメディア部会に入りましたが、自分でも「これならできそうだ」と思える事例がありました。
- mentimeterを授業で活用していきたい。
- これからの授業作りに役立つものがたくさんあり、2学期から早速生かしていきたいと思います。
- 何のためにICTを使うのかの9類型が為になった。どこに重点を絞るのか、夏休み明け検討し、実践を深めていきたい。まずは、教材拡充かな…
- デジタルを使いこなすには、人間性を高めることが必要だと考える機会が得られて良かったです。
- 非常に良かった。ICT活用の目的について改めて深く考えることができた。児童がICTを活用して表現する力を身につけられるよう、その機会を十分に設けたいと感じた。
- 使っていることに安心せず、使ったことで能力を拡充させるところまで意識して授業を作っていきたいとおもいました。
- デジタル化が進まない理由から、その突破口について話してくださり、ありがたかった。情報共有、児童のアウトプット(試行錯誤も含め)の辺りから、構想・実践していきたい。
- 音声入力の可能性が広がった、使い始めることができた。
- ICTを活用して行えることをたくさん教えていただけて、今後の授業の参考になりました。
- タブレットを使って何ができるかということよりも、児童にどんな力をつけるために使うのかを意識して授業を考えていきたい。
- 私個人は、活用できている方だと思っていた。しかし、本当の意味で活用はできていないことに気づけたことがすごく大きな意味があった。なぜ端末を使うのかの目的をよく考えていきたいと思う。また、私は、学校にICTを広めていく立場でもあるため、その目的の話から他の先生方にも使ってもらえるように提示していきたい。
- 授業、研修、会議等でのいろいろなアイディアが浮かんだ。事例等紹介、もっと知りたい。
- 今までICTを使うことに重点を置いていたが、これからは目的をもう一度考え直して、ICTを使っていきたい、と改めて考えました。
- ICTを活用した授業のイメージが広がりました。
- 具体的なエピソードが分かってありがたかった。
- 情報主任としての立場として、小さな校内研修をもちたいと考えました。学校としての目的を再確認しながら、具体に起こして考えていこうと思います。また、子どもたちに対しても学校としての考えを提示しつつ、子どもたちも考えながらデジタルに向き合えるようにしていこうと思います。これまで子どもたちには、情報モラルや犯罪に関わることについて話してきましたが、より身近なところがむしろココなんじゃないかなと思うようになりました。
- 実践例を見て真似したいと思えるものがあったのは大きな収穫でした。欲を言えば、実際に授業で使えそうな実技もあると大変嬉しいと思いました。
- デジタルは能力を拡張するものという言葉を頭に入れて、2学期以降取り組みたい。
- 使うことが広がっていく中で、どう使うか目的をはっきりさせていくことが大切だと思ったので、お話お聞きできてよかったです。
- 二学期からの見通しが持てました。
- デジタルについての考え方が変わりました。
- 大切なことは何か、ハッとさせられました。
- 試行錯誤させて考えさせるツールの一つとして活用を進めることが大事なことが分かったこと
事例を多く紹介したことで、具体的に次のステップをイメージしていただいた先生が多かったようで、とてもうれしいです。ここから先は、同じ山形市内といえども、各校ごとに事情もあるし、学校文化もあるし、地域性もあるので、それぞれの学校での推進になっていくと思います。この日、参加してくださった先生方の勤務校で、次のステップに進むときにもサポートをさせていただければありがたいと思っています。
(為田)