スマートフォンに搭載されているさまざまなセンサーを使って、いろいろなデータを計測できる「phyphox」というアプリがあります。サイトを見てみると、「Your smartphone is a mobile lab.」と書いてありました。たしかに、スマートフォンのセンサーを上手に使うことができれば、いろいろな実験ができるかもしれません。
アプリを起動してみると、「gを含まない加速度」「ジャイロスコープ」「圧力」「磁力計」などさまざまなデータを見ることができることがわかります。
できるだけ急激に環境が変わるところで測定してみたらどうなるだろうと思って、先日飛行機に乗ったときに、離陸するタイミングでログをとってみました。グラフの感じが40秒を過ぎたあたりから変わっている様子がわかりますが、それが何を示しているのかがあまりわからない…(これはアプリの問題ではなく、僕の知識が足りないことが明らかに問題です)
圧力もぐんぐん下がっていくことがわかります。調べてみると、「地上では,平時の場合は1013hPa(1気圧)」ということがわかりました。飛行機の中なので、少し気圧が低くなっていますかね。あ、でも、機内は気圧はコントロールされているはずなので、機外の高度ならどれくらいなのかな…と不思議に思うことが出てきました。
他にもいろいろ実験ができそうだな、と思ったので検索をしてみました。スマホを放り投げて無重力が作れたり、エレベーターの中で計測してみたりしている、吉田勝一さんのYouTubeチャンネル「吉田勝一・物理実験室」も見つけました。
学校の教科と連動して楽しめるセンサーの使い方やデータの記録の仕方をいろいろと研究してみたいと思いました(自学するよりも、理科の先生方にアプリを使っていただいて教えていただく方がずっとはやそうですが…)
(おまけ)ほぼ3年前からブログの執筆アイデアとしてリストアップしてあったのですが、「飛行機の中で使ってみたい」と決めていたのに、そこでコロナ禍になって、飛行機に乗る機会が激減してしまい、ようやく今日アップしたのでした。
(為田)