2023年11月9日に東京都立駒場高等学校を訪問し、中地(ちゅうじ)拓真 先生が担当する1年2組の数学Ⅰの授業を参観させていただきました。プロジェクタを使って宿題の答え合わせと解説を行っていました。
仮説検定の問題についての解説でした。プリントにそのまま書き込んだものを提示しながら解説できるので、板書することに時間をかけるのではなく、解説にかける時間を多くすることができると思います。
Surface Goのノートアプリを使って問題を解いている生徒も多くいました。ここでも、他の教科と同様に自分たちで学ぶ環境を選べるようになっていました。
数学の問題演習などでは、式を書いたり証明をしたりするところで黒板に板書するのではなく、プロジェクタにSurface Goの画面を投映した状態で、書き込んでいくこともできます。そうすると、式を展開したり証明を1行ずつ書いたりする過程も全部見えて、板書をするのと同じ効果を得ることができます。
プロジェクタへの投映方法を工夫すれば、先生の画面だけでなく、生徒の画面を見せることもできるので、問題演習の方法は目的に応じて幅広くなっていくのではないかと感じました。
No.4に続きます。
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(為田)