教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

戸田市立新曽小学校 授業レポート No.2(2024年1月22日)

 2024年1月22日に戸田市立新曽小学校を訪問し、三宅真由 先生が担当する4年4組の国語の授業を参観させていただきました。
 最初に三宅先生は野球のユニフォームを着た子のイラストを見せて、「なんか、チグハグじゃない?」と質問します。子どもたちが「つながりがおかしい!」と答えると、三宅先生は「このイラストの服はつながりがおかしいよね。言葉も同じで、つながりに気をつけようね」と話して、この日のテーマである「言葉や文のつながりに気をつけて、分かりやすい文や文章を書くこつを身につけよう」へと導入していきました。

 三宅先生はロイロノート・スクールのカードをプロジェクタで映し出して、「ぼくの目標は、外交官になって世界各国をめぐります。」という文章を子どもたちと一緒に読みます。
 三宅先生は「何か変じゃない?」と子どもたちに質問して、主語と述語のつながりが変だな、ということに気づいてもらいます。三宅先生が「では、わかりやすい文に直しましょう。みんなだったら、何て言う?」と質問すると、子どもたちはロイロノート・スクールで自分のカードにわかりやすい文を入力していきました。

 もうひとつ、読点をどこに打つかで2つの意味が作れる「女の子は必死で走る弟を追いかけた。」という文をみんなで読んでみます。ロイロノート・スクールのカードの左端に、「女の子は」「必死で」「走る」「弟を」「追いかけた。」「、」の6個のカードが2セット用意してあって、子どもたちはこのカードをドラッグして2つの違う意味の文を作っていきます。
 こうしてカードをドラッグして文を組み立てる練習をすることで、書く時間をとらなくていいので、文を組み立てることに時間を多く使うことができますし、紙で文字で書くのに比べて、何度も順番を変えることが簡単にできます。

 主語と述語のつながりと、読点の打ち方でわかりやすい文を作る方法をみんなで練習したので、ロイロノート・スクールで配布した応用問題を一人ひとりで解いていきます。

 応用問題のカードには、「おわったら、ミライシードかだい」というふうに、次にやることが書いてあったので、応用問題が終わった子はミライシードを開いてドリルパークで課題に取り組んでいました。次にやることが明確になっていることで、早く終わった子は次の課題に取り掛かれるし、ゆっくり問題に取り組んでいる子も急かされずに自分のペースで取り組むことができていました。

 最後に応用問題をみんなで答え合わせをして、ふりかえりを入力しました。一人ひとりが自分のペースで学ぶことができるように、一人1台のChromebookを使っている授業でした。

(為田)