教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

ヤングケアラーのオンラインコミュニティ

 2020年9月30日にNHKで放送されていた、ヤングケアラーについての番組を見ました。ヤングケアラーとは、「18歳未満で、大人が担うような介護や家族の世話にあたる子ども」のことです。詳細は、ぜひNHKのサイトを見ていただければと思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200930/k10012640441000.htmlwww3.nhk.or.jp

 番組の中で、介護に悩む若者がチャットページで交流できるオンラインコミュニティが紹介されていました。ページを立ち上げた宮崎成悟さんのインタビュー記事も読みました。
soar-world.com

 周囲の誰にも相談できないという状況は、オンラインでのコミュニティがあれば変えられるかもしれません。また、こうした人たちが繋がれる可能性も出てくるかもしれないし、外部からの支援が何かできる可能性も出てくるかも知れないと思います。
 周囲に求められない助けを、デジタルを使ってオンラインで変えていく、そうした側面も学校という場で先生とともに学ぶことができる方がいいと思います。デジタル・シティズンシップにはこうした面も入ってくるのだろうな、と思っています。

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 以前、このブログでもエントリーを書いた動画「二人の高校生」にも通じるものはあります。知っている人とのオンラインのコミュニティだけでは解決しないことはあって、不特定多数と距離を越えて繋がれるからこそ生まれる状況もあるのだと思います。
blog.ict-in-education.jp

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 厚生労働省の方で、ヤングケアラーに関する実態調査もスタートするそうです。
www.nikkei.com

(為田)