2022年春学期、早稲田大学 人間科学学術院の非常勤講師として、「専門ゼミ 教育システム開発論」を担当させていただいていましたが、7月21日に全15回が終了しました。
このゼミは、埼玉県戸田市や大阪府吹田市でのセサミストリート・カリキュラムのリサーチでお世話になっている、早稲田大学 人間科学学術院の井上典之 教授のゼミで、先生が特別研究期間をとっている間、大学3年生のゼミ生たちをお預かりしていた形でした。ゼミでの学生の皆さんとのやりとりがとても楽しかったです。みなさんのこれからの学びに何かを手渡せてたらいいな、と思います。
僕ができることは、いろいろな学校に行って日々感じていることなどを問題としてゼミの場でみんなに伝えて、それについてどう思うかをみんなにディスカッションをしてもらうなかで、来年度の卒業研究に向けて興味関心をもってもらう、ということだと思っていました。
春学期の3ヶ月だけでしたが、その間にもディスカッションの仕方やプレゼンテーションの仕方など、学生のみなさんが上達していく様子を見ることもできました。
広く教育についての興味関心を持ってもらうという意図で、4人のゲストスピーカーにオンラインではありますがゼミに来ていただきました。教科書・教育委員会・学習塾業界・民間教育企業とそれぞれの立ち位置から見える問題について話をしていただきました。
ゲストスピーカーで来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。
こうした機会をいただけて感謝しております。まさか大学でゼミを持つことになるなんて、想像もしていませんでした。
自分が教えているコマの後には、アカデミックリサーチの方法など、僕自身があまり大学できちんと学んでいなかったことを学ぶ機会も得ることができました。2冊の文献も、学生たちと一緒にちゃんと全部読みました(笑)
(為田)