2019年9月28日に行われたラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦の解説動画が、公式Twitterアカウントで発信されていました。
グラウンドの逆サイドにいた松島幸太朗@kouta121315 が裏へのキックをカバー。背中越しに相手選手(14番)との距離を感じながら、進路を急に変えることで相手をかわしました。その先の6番も狭いスペースの中で抜き去り、最後はキックで大きく挽回👏😍#RWC2019 #JPNvIRE #RWC静岡 pic.twitter.com/9je5UtokkT
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) September 28, 2019
この動画は、松島選手の動きがものすごくわかりやすく紹介されていると思います。こうやってトップレベルのプレーに解説がつけられ、動きなども見える化されて、簡単にネットで何度も見られるようになるように残してもらえるのは、本当に素晴らしいと思います。ラグビー部でみんなでシェアしたりするかもしれないと思います。
こうしたテクノロジー×スポーツの融合については、何人かの先生方に、SPLYZA TEAMSを使っている、という話を伺いました。もうすでに部活の方では活用がスタートし始めているようです。
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今回のラグビーワールドカップは、来年の東京オリンピック/東京パラリンピックの予行演習的なところもあると思いますが、スタジアムの実況方法や、動画コンテンツのネットでの発信方法など、実装されていくととてもわかりやすくなるのではないかと思いました。パブリック・ビューイングやファンゾーンなども、例えばVRやARと組み合わせるなど、テクノロジーを使ってよりよいものになるかもしれないと思いました。
…そうしたテクノロジーを活用してのオリンピックの構想は、『PLANETS vol.9 東京2020 オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト』にて読むことができるのですが、「ああ、こういうことか、いや、もっとか…」と思わされる動画でした。
こうしたテクノロジーは、エンターテイメントから導入が進んでいくものですが、これだけのことができるならば、教育分野にも活用してほしい、と本当に思います。何ができるか、本当に考えていかなければならないと思います。
(為田)