教育ICTリサーチ ブログ

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教材で使えるかも:サンプリングされた曲の歌詞を読み比べてみる(「I'll Be Missing You」と「Every Breath You Take」)

 車を運転しているときに聴いていたラジオから、Puff Daddy [feat. Faith Evans & 112]の「I'll Be Missing You」が流れてきました。1997年に大ヒットした曲で、1997年3月に暗殺されたノートリアス・B.I.G.へのトリビュート曲で、一緒に歌っているFaith Evansはノートリアス・B.I.G.の奥さんです。


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 この曲は、1983年にリリースされたThe Policeの「Every Breath You Take」をサンプリングしています(調べてみたら、無許可だったみたいですが…)。


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 この2曲、続けて聴いてみるとサンプリングされている部分の歌詞が、「I'll be missing you.」と「I'll be watching you.」というように何箇所か変わっています。
 歌詞も聞き取りやすいし、歌詞中の「Every breath you take ~」とかの部分では関係代名詞の良い例文にもなるし、教材として2曲の歌詞を読み比べてもいいかな、と思いました。元の曲の歌詞を思い起こしながら、新しい曲を聴くこともできるそうです(ここから、和歌の「本歌取り」の話につなげるのは欲張りすぎでしょうか…)。こうして幅広く動画を活用できるのはいいなと思います。

 この曲のサンプリングは無許可だったようですが、1997年のMTV Video Music AwardsPuff DaddySting(元 The Police)の共演も実現されていたようです。知らなかったので、ビデオも見つけられてよかったです。


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 いろいろ書いてきましたが、昔よく聴いていた曲を思いがけず聴いて懐かしくなり、いろいろと調べてみて知ったことを伝えたかった、というエントリーでした。


(為田)