東京都が進めているデジタルツイン実現プロジェクトのサイトを見てみました。デジタルツインは、リアルタイムで収集されたデータをもとに、リアル空間をバーチャル空間上に再現して、シミュレーションや効率的な運用を目指すものだそうです。
東京都デジタルツイン3Dビューアへのリンクも貼られています。アクセスしてみると、3Dで東京を見ることができます。検索してその場所へ行くこともできます。
3Dビューアをぱっと見ただけだと、Google Earthに似ています。教室で生徒たちに見せてもそんなリアクションが返ってきそうです。Google Earthとデジタルツインの違いをCopilotに「デジタルツインでできることと、Google Earthでできることの違いを教えてください。」と質問してみたら、デジタルツインとGoogle Earthの特徴をまとめてくれた後で、以下のように教えてくれました。
簡潔に言えば、Google Earthは地理情報の可視化ツールであり、デジタルツインはリアル空間の再現とシミュレーションに特化した技術です。
デジタルツインは、リアルタイムで収集されたデータをもとにしているので、都バスのリアルタイム位置情報などを重ねて見ることもできます。
3D都市モデルであるデジタルツインに、どんなリアルタイムに集められたデータを重ねたらおもしろいかを考えてみるのもいいと思います。実際にプログラムを実装できるかどうかは置いておいて、どんなことを実現できそうなのかを考えることに意味があり、その入口にこうしたサイトを使ってみてもいいように思います。
info.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp
(為田)